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内にあるものが外側へ現れる

今日は里塾で触れていくことについて書きます。
興味のある方だけお読みくださいね。

里塾では、自己理解と、探求を行っていきます。

それはなぜか?

自分の現実を創っているのは、自分だからという仮説の元、実際に私自身が
やってみて、そして、この5年ほど、個人コンサルなどを通して関わらせていただいた人の現実が変わり、変容が起こったからです。

目の前で起こる現実に躍起になり、向かっていっても、何度も同じことが起きる。いろんな手段や方法で対処しても、根本のところが変化しないままならば、また形を変えて同じことが起こる。
その度にエネルギーを消耗してしまう。

今見えている現実が自分の意図しないものであるならば、外を変えるのではなく、自分の内側を観る。

その根本になっているのは、モデルがあるからです。

内側の深いところにあるモノが、外側の現象を創っています。

それが、メンタルモデル。

メンタルモデルは、お母さんの子宮から離れて単体になり、幼い頃の体験がモデルになっていると言われています。

人は4つのモデルに当てはまると言われています。

①価値なしモデル
②愛なしモデル
③ひとりぼっちモデル
④欠損欠陥モデル

どんな人もどれかに入ります。

このモデルは、現実を作る大元になっています。
これが潜在的にあるために、何かが起きた時、その痛みを経験しないよう、回避するように動くか、克服するように動くかのどちらかをしてしまいます。何かの現象に対して敏感に反応する部分があり、その人自身にとっては「ない」と思っている世界なので、そこに強い反応を起こします。

回避しても、克服しても、それをただ繰り返すだけ。
そこに躍起になって、エネルギーを消耗します。
言い換えれば、今世 創造したい世界であって、そのために行動をします。根底にある自分が過去創り上げてきた”ない”につながり、大元から変容させていくことが、現実世界を変化させていきます。

源とつながり、根底から意識を変化させていくと、外側の世界は勝手に変わります。見えている世界が変わっていきます。


”ない”に向き合わないまま、あれこれと新しいことを始めたところで、真の豊かさや、安心は得られない。

寂しい気持ちがある中で、彼氏やパートナーを求めても、仮に、相手がいなくなったら また寂しさを感じ、求めていく。
欠けているところを一時的に埋めても、いなくなれば、同じ。
この繰り返しが起こります。

真の安心は、外側にあるのではなく内側にあり、
外に誰がいなくても内から溢れてくる安心がある自分であればいい。

外から自分につけるものではないということ。

寂しさや、孤独を感じないように、動き続けることも同じ。

寂しさはどんな人にだってある。
その寂しさがあることがダメではない。

寂しさがある自分を自分が感じ味わい、その自分とつながることが大切。

ここを知らないまま行動をすると、同じ現実を繰り返してしまう。

内側に何があるのか、
自分は根底に何をモデルとしているのかを知り、
そのモデルとなった「きっかけ」の言霊を思い出すことが重要になります。
これは一対一でなければ出会えないと言われています。

私は、過去、何度も出会ってきました。
大きな変容が起きたのは3度あります。

私の場合は、ひとりぼっちモデルです。


長女として生まれ、妹ができました。
妹ができてから、私は寂しさをとても感じるようになりました。
お母さんを奪われたような感覚です。
「私はいらない子だ」と思うようになりました。
私だけ見てもらいたくても、それが言えず、一生懸命に自分を見てもらおうと頑張りました。
褒められたくて…、認めてもらいたくて、良い子でいようと思いました。
反抗もせず、母のいうことを聞こうとしてきました。母に喜んでもらおうと思いました。そして、愛しているよ、あなたは大切な子よ、と抱きしめてもらいたくて、幼いながらに頑張っていました。
と、同時に妹が憎くなりました。

無邪気な妹が羨ましかった。

ひとりぼっちのような寂しさをずっと感じていたんだと思います。

学校に行っても友達の作り方がわかりません。
親友が欲しくて、でもどうしていいのかわかりません。
自分に自信がなくて、外側ばかりを見ていた子供時代です。


根底に何があるのかは、なかなか1人では触れることができません。
私は、お師匠さんの力を借りて、幼い頃の自分に出会ってきました。

45歳の頃に、母に向かって「私のことを愛している?」と
勇気を振り絞って伝えました。
40も過ぎた大の大人が言うような言葉じゃないと、恥ずかしさと、それ以上に怖さがありました。

目をまん丸くしてびっくりしていた母のことを覚えています。

私は、ずっと”私は愛されていない”と思い続けてきました。
怖くて、怖くて、その言葉をいうことができないままでした。

母は、涙を流しながら、

「そんな風にずっと思っていたの?
愛しているに決まっているじゃないの。いつでもずっと愛していたわよ。
あたりまえじゃない。
そんな風に思わせてしまってごめんね。」と

私を抱きしめてくれました。

そこから、私の変容は始まりました。


「私は愛されているんだろうか?」
「私は愛されていない。」の不安は、
いろんな場面の現実を引き寄せてきます。

何をやっていても、どこかに不安がつきまといます。

その自分をどこかわかっていました。
現象は変わるけれど、最後に残るこの不安はどこから来るんだろう?
なぜ、こんなに人の事が気になるのだろう?
なぜ、どうでもいいことに心奪われていくのだろう?と。

まさか、自分の中にあった「ない」から始まっているなんて、
全く想像していませんでした。けれど、あったんですね、しっかりと。

こうやって、自分を見れるようになって、
何度も、新しい自分に出会います。そして、その度にステージが変わります。現実が変わり出します。次のステップです。

自己理解や、探求は続いていますが、今でも、きっかけになった言霊に出会うと、泣きてきます。

その自分に出会った時、自分をケアしてあげることができるようになり、
逃避したり、回避行動をしなくなっています。


里塾では7ヶ月間を使い、ゆっくり自分のメンタルモデルに出会う旅をします。何が今の自分の現実を創っているのかを見つけ、
そして、これから真で望む現実を創造していくために。

外側に安心を創るのではなく、内側からの本当の安心を。
その変容のお手伝いをしたいと思っています。

*メンタルモデルを生み出してくださった、
       由佐美加子さんに心から感謝致します。

里塾について↓






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