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指導者は命令が相手に遂行されるよう十分配慮しなくてはならない。【sato流リーダー講座Ⅱ㉔】

マンションの住民の皆様に、マンション敷地内工事のため自転車を仮駐輪場に移動のお願いチラシをポスティングし、そして掲示板に貼りました。しかし、そのお願いに従ってくださったのは7割程

広告や指導者の命令には自信があったのでかなりショックです。

急いで松下幸之助さんの『指導者の条件』の「命令する」の項目を読み返しました。

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命令というものは、受ける側にそれを遂行していこうという強い気持ちを起こさせることによってはじめて、生きてくるものである。だから、指導者は相手を考えつつ、効果的に命令することを考えなければならない。

--------------------------------------------------------------------------------------とありました。

住民の皆様の利便性向上のための工事なので、当然協力的だと思いきや、面倒と思われたのか、自分の自転車1台くらい移動しなくても工事に支障はないだろうと思われたのか、明日の工事直前に動かせばいいだろうと思われたのか・・・。そもそもチラシを見ていないのか・・・。

いろいろ考えましたが、「この工事によってどんなメリットがあるのか」、ということと、「〇〇時までに移動」ともっと具体的な数字を示すと良かったのかなと思いました。そして自転車のイラストも入れると良かったかもしれません。自動車の移動も別の日にあるので、「自転車」と「自動車」を勘違いされたかもしれません。

と、結果を見て反省しきりです。

いつもクライアントの経営者の方々の文章にはチェックを入れるのですが、自分が作るとなると、抜けだらけですね。

そもそも、当然住民の皆様は工事に対しての意識高く、案内が来たらすぐに対応しようと思っているに違いないと思い込んでいたところが間違いでした。

「自転車の移動は面倒だな」と思っている人を、どう行動に移してもらうのかという視点が必要だと言うことがわかっていなかったのだと思います。





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