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部下・スタッフを育てる方法【sato流リーダー講座Ⅱ➁】

これに対する回答は、とにかくまずは部下やスタッフを信じて任せてみることです。

中小企業様には、潜在能力がありながらチャンスを与えられない若い人たちがたくさんいらっしゃいます。チャンスを与えられない大きな原因は、経営陣や上司が端から「彼らには難しすぎる」と思い込んでいること。


例えば、企画書を作る仕事の場合、

最初の頃は、企画書を作るのに見本をご提示しますと「わー、難しそう」と返ってきますが、なんとかチャレンジしようという意欲を感じられることが多いです。

確かに多くのスキルを身につけないと企画書1枚ができないので悩まれたり、傍から見てますと苦しんでいるように見えます。この状況を経営陣は気の毒に思ったり、そこまでしなくてもいいと親心がでてくるのです。

しかし、企画を任されたスタッフがのちに語ったことは皆、「企画書書いてみてと言われ、ドキドキしながらプレゼンしたことが一番楽しかった。」と言われます。プレゼンではたくさん突っ込みが入るのですがそれさえも、「期待されていることが伝わってやる気が出てきた」と言われます。そして、1~2年で飛躍的に成長されるのです。

もちろん、突っ込みをたくさん入れられて「自分も一生懸命やっているのに、そんなに言われても・・・。」となる場合は、企画屋のお仕事が向いていないので早々に担当替えをします。そうでないと本当に苦しいですよね。

経営陣や上司は、部下やスタッフに難しいことを任せて嫌われるのでは?と思わず、まずは信じて任せてみてはいかがでしょうか?

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