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冷蔵庫マン。彼のギャグは笑いの理想系である。独創性のある駄洒落は、一歩、間違うと駄洒落では無くなるギリギリのところで線が引かれている。そのくだらなさは駄洒落のひとつの理想系と言っていいだろう。
冷蔵庫マンはビジュアルからして普通ではない。親しみの持てる冷蔵庫の工作は、見る人に安心感と笑いを与える。着ぐるみのような冷蔵庫を着たお笑い芸人は人類史上、初めてだろう。他のお笑い芸人との差別化が見られる。
「お笑いで温まった人々を寒いギャグで冷えつかせる悪の秘密結社に改造された冷蔵庫マン」という設定も良い。昔は普通の人間の格好をしたお笑い芸人だった。だが、みんなから「寒い。寒い。」と言われてあんな格好になってしまったという・・・。なんてドラマチックな物語性を感じさせる背景だろうか!
冷蔵庫マン本人は明るそうな性格で、バイタリティがあり、見ていると気分が明るくなる。他の人間とは、オーラが違う。
独創性のある駄洒落と、インパクトのあるビジュアル。そこに物語性のあるドラマチックな背景を設定した。名前は冷蔵庫マン。独特の世界観。ブランディングは完璧だ。もちろんギャグも完璧。笑いのひとつの理想系がここに完成した。究極の笑いを体験したい人は是非、冷蔵庫マンの動画を見るといいだろう。

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