小さな自分の意志

何か行動をする時には必ず決断があって、その決断の前には、必ず自分の日常の中で繰り返し、繰り返し、その行動に関しての意識することを繰り返してきたはずだと思う。

その意識の臨界点に達して、考えがまとまり、具体的なイメージや道筋が見えてきたところから、やれるという気持ちになり、決断、行動にうつるものだと思う。

どんな小さな意識、感覚にも何かが始まるための種があるのだということを、最近は意識する。全てには必ず意味があるということは、そういうことではないかと感じている。

意識の前には何が存在するだろう?

それは、感覚じゃないかなと思う。見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう、体に伝わる振動、温度変化まで、この世界にいると、自分の肉体を通して、多くの感覚を日々、人間は生きていて感じる。

その感覚と、これまでの自分の記憶、経験に、その時その場、その人との、きっかけタイミングが合わさり、リズム=周波数が生まれたときに、決断と行動が生まれるのではないか?そんな風に感じる。

一人一人が世界を変えるためには自分の意志で行動することだと思う。究極的には一人一人が自分の意志で行動した結果が集積、集合して、大きな流れとなっていくのが、世界を形作るものだと思う。

自分が今やっている行動に対して、どういう解釈ができるか?どんな価値観にも基づいて行動し、その価値観を実現できる行動につながっているか?そこを見極め、振り返りながら、日々、生きていることが、生きているそのものの実感に文字通りつながっている。そういう風にできていると思う。

ゴミ拾いデモ、情報発信、勉強、ものづくり、人と会い話し合うこと、一人ではできないことを価値観を同じくする者同士で実現することで、自分のまわりから社会は必ず変化するし、社会というものは、そもそも、そのように作られる。上から決まるものでも、もとから決められているものでもない。

常に人は自分の世界、限定的な自分という枠の中で見えることを、もとに生きている。その自覚はとても大事だ。自分の外には自分が意識していない世界が存在する。そして、自分のまわりには、本来そこにはあるはずなのに、全く認識できていないものが存在している。

さらに、自分が使いこなせていない感覚が、必ず自分の内側に存在する。まずは、それらを、そこにあるものだと、ある可能性は否定できないものとして、自分の意識にとらえること、イメージすることで、自分の世界は変化していき、世界全体も変化していく。

どんな小さな意志でもいい、自分で決めて行動することで、自分も世界も変わる。

その原則を強く日々、意識することを呼びかけたくなって、今日はこの記事を書いた。

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