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【EDH構築委託】2000円以下のカードだけで作るサワギバ

最近私の周りでEDHを始める人が増えてきましてテンションが上がっている毎日、スパークリングです。今回の記事はそんな新規参入してくれた友人から委託されて作ったEDHデッキの100枚解説をしていきます。


【導入】

その友人はブルーム・バロウの統率者デッキのひとつ、【リスの悪ふざけ】から参入してしばらくメイン統率者である《根花のヘイゼル》を使って遊んでいました。

大量のマナと大量のリスを生み出すヤベーやつ

しかしながら、私たち既存プレイヤーのおじさんたちが「ヤバいよこれ、強い」と言っていた《リスの将軍、サワギバ》に興味が出た模様。

全然可愛くないテキストをしている可愛いリスさん
200円

「デッキ作るのはいいけど、統率者デッキ原型留めてなくていい?」
「オーケー」
「予算はどれくらい?」
「1枚頭1500円前後のカードまでならいいな」
「オーケー、じゃあ2000円以下な」
「!?」

というやりとりがあったので、その通りにデッキを作りました。

【ジェネラル紹介】

・リスの将軍、サワギバ
初出は『モダンホライゾン2』で、『ブル~ム・バロウ』の統率者デッキに採録されたかわいいリスのジェネラル。しかしながらモダホラの神話レアのためテキストは全然可愛くありません。

自分のコントロール下でトークンが生み出されるとその数に等しい数のリスが生成され、生贄に捧げたリス分の+1/-1修正をどこかに付与します。森渡りもあるらしいのですが、あんまり関係ないので頭の片隅に留めておきましょう。

トークンを生み出すカードが必要なものの、大量のクリーチャートークンを生成してそれを使ってクリーチャーを除去することができるジェネラルかなと思いきや、このふたつの能力を悪用することで戦闘を介さずに対戦相手のライフを刈り取りにいきます。

◎強いポイント

・クリーチャーが横並びする
2番目の能力を前提にデッキを作っている都合上簡単にリスが並んでいくためチャンプブロッカーには困りません。意外とライフを30後半でキープしたままゲームを進めることができ、コンボまでのキルターンを稼ぐことができます。

・ピン除去が強い
2番目と3番目の能力が組み合わさるとピン除去とはいえほぼすべてのクリーチャーを対処することができます。

・意外と全体除去に強い
横に広がるデッキのため全体除去に弱いかと思いきや、自分のクリーチャーが死亡するとライフルーズするカードが結構多めに採用されているため、転んでもただでは起きません。
状況によっては全体除去を握っていたとしても使えないシチュエーションが発生するため、まごまごさせている間にコンボを決めることができます。

・キルルートが多い
搭載しているコンボが多くアクセス手段も豊富なため、始動したら相手のライフがたとえ100億あったとしても削り取ることができます。

◎弱いポイント

・ヘイトが凄い
サワギバが有名なジェネラルである都合上、すでに種が割れていますので適切に対処されてしまいがち。
とはいえEDHは四人対戦のためサワギバばっかりに構ってはいられないため、ヘイトコントロールを欠かさずに行うことが大切です。あえて強いカードを出さずに何もないふりをして無害アピールをしましょう。

・妨害手段が乏しい
青がないため打消しがなく、他のプレイヤーのコンボに干渉しにくいです。
またデッキのコンセプト上、黒いデッキなのに全体除去が搭載されていないため、こちらの戦場以上に凄いことになっている戦場をどうにかすることが難しいです。良くも悪くもコンボデッキです。

・ジェネラルに頼りがち
サワギバの誘発能力にこのデッキは頼っているため、サワギバをピンポイントで除去され続けるととっても悲しい気持ちになります。
能力の都合上、早いタイミングでサワギバを着地させる必要があるため、真っ先に除去されてしまいがちです。こればっかりは宿命なので諦めましょう。

・安定性が低い
サワギバのテキストは自己完結してるようで自己完結していません。
サワギバを活かすにはトークンを生み出すカードを別個で用意する必要があるため、そういったカードを引けないと本当に何もできません。
そうならないようにトークンを生み出すカードを多めに採用したり、サーチカードもそれなりに入っていますが引かないときは引きません。世知辛いね。

【ゲームプラン】

1ターン目マナクリからの2ターン目サワギバを着地させ、トークンを生成するカードと合わせて盤面をリスで埋めていきます。
全体除去されると困るなと思ったタイミングで、クリーチャーが死亡する度にライフルーズするカードを出して牽制しつつコンボカードを手札にかき集めていきます。
カードを引くカードやサーチするカードは意外と多く採用しているため、手札に困ることはあまりありません。

◎無慈悲な略奪者コンボ

サワギバを代表とする無限マナコンボ。
メインの勝ち筋であり《無慈悲な略奪者》を探すカードが大量に採用されています。
条件は黒1マナ+サワギバ+《無慈悲な略奪者》+リス2匹+適当なクリーチャー(対戦相手のものでも可、最悪サワギバ自身でも大丈夫)。

手順①黒1マナとリス2匹を生贄に、適当なクリーチャーを対象にサワギバの3番目の効果を起動する。
手順②リス2匹が死亡したことで《無慈悲な略奪者》の効果が誘発し、宝物トークンが2つ生成される。
手順③宝物トークンが2つ生成されたことによりサワギバの2番目の効果が誘発し、追加でリストークンが2匹生成。
手順④宝物トークン1つとリス2匹を生贄に、適当なクリーチャー対象にサワギバの3番目の効果を起動する。

以下手順②~④までがループされ、無限に宝物トークンが生成されるため無限マナが発生します。それと同時にクリーチャー及びアーティファクトの無限サクリファイスと無限キャスト、無限マイナス修正も発生します。
このコンボの傍らに《ズーラポートの殺し屋》や《マリオネットの見習い》などが置かれていると無限ライフルーズで相手のライフがすっからかんになります。《群の祭壇》が置かれていると相手のライブラリーがすっからかんになります。

◎ヨーグモス+ハパチラコンボ

《スランの医師、ヨーグモス》と《毒物の侍臣、ハパチラ》によるライフが続く限りの無限ドローコンボ。
ここから《ズーラポートの殺し屋》に辿り着くと、ライブラリーアウトするまでドロー+ライフルーズになります。

◎ボーラスの城塞コンボ

《ボーラスの城塞》+《師範の占い独楽》によるライフが続く限りの無限ドローコンボ。
《霊気貯蔵器》に辿り着くとライブラリーが続く限りのライフゲインに変貌し、《黒の太陽の頂点》まで辿り着くと《霊気貯蔵器》による無限50点バーンが炸裂します。
コンボ抜きにしても《ボーラスの城塞》から《無慈悲な略奪者》や《ズーラポートの殺し屋》に辿り着いて略奪者コンボにシフトしたりするため、純粋なサーチカードとしても優秀です。

◎法務官の掌握

《タッサの神託者》の匂いがするデッキに発射して神託者を奪い取り、自分の《汚れた契約》と併用して逆オラクルコンボを炸裂させます。
他にも赤いデッキから《波止場の恐喝者》《死の国からの脱出》《偏向はたき》を奪い取ったり、青いデッキから《激情な後見》を奪い取ったりします。

◎渓間の腐敗呼び

大量のリスやネズミを量産した後に《出現領域》から《渓間の腐敗呼び》を発射して一気にライフを削り取る脳筋コンボ。
ここから回復したライフから《ボーラスの城塞》に繋げてコンボパーツを探しに行くこともできるため意外と器用です。

◎ライブラリーアウト

《群の祭壇》を設置して、大量のトークンをバラまきまくってチャンプアタッカーを用意しつつ相手のライブラリーを破壊していく友情破壊コンボ。
LOでしか得られない快感があるので、一回は《群の祭壇》を使ってみていただきたいですね。

【デッキリスト】

ここから100枚解説が始まります。
2024年8月現在の晴れる屋参考最安値価格(日本語版ノンfoil)も記載します。また、☆マークがあるカードは統率者デッキ【リスの悪ふざけ】に収録されているカードです。

◎クリーチャー

《死儀礼のシャーマン》500円
マナクリと墓地メタが合体したレガシー出禁クリーチャー。
フェッチランドからシャーマンで、次のターンランドセットからサワギバを出すことができ、その後も対戦相手の墓地も咎められる。

《臓物の予見者》☆50円
マナを使わずにクリーチャーをサクれる凄いやつ。
占術1は序盤の事故防止はもちろんのこと、《ボーラスの城塞》で捲れた土地や不要なカードを弾いたり、トークンが並んで《ズーラポートの殺し屋》がいる状態でアップキープに連打することで相手のライフを攻めつつ《無慈悲な略奪者》に辿り着くことができたりする。

《極楽鳥》580円
通称バッパラ。
最強の1マナクリであり、緑含む3マナのジェネラルのお友達。

《深き闇のエルフ》400円
痛みを伴う代わりに黒マナを生み出す珍しい1マナクリ。ライフ40の世界での1点ペイはそこまで影響しないのであんまり気にしないで大丈夫である。
緑単色には採用できないデザインであり緑黒の特権。

《エルフの神秘家》80円
《フィンドホーンのエルフ》300円
《ラノワールのエルフ》100円
お馴染みのラノエル三人衆。

《本質の管理人》180円
クリーチャーが出る度にライフゲイン。
横にトークンがずらりと並ぶ都合上結構ライフを貯蓄できる。ここから《ボーラスの城塞》に繋げてやりたい放題する。

《金のガチョウ》☆500円
なんと採録したエルドレイン出身のバッパラ。
サワギバを2ターン目に着地させた後は、食物トークン量産装置に早変わりするため相性が特にいい。

《森を護る者》100円
サワギバなどの重要なクリーチャーたちを除去から守る凄いやつ。
《法務官の掌握》からパクってきた《イーオスのレインジャー長》からサーチしてきて一緒に並べると対戦相手は渋い顔をする。

《血の芸術家》100円
プレイヤー1人限定とはいえ、自分のクリーチャーが死亡する度に1点ドレインできる貴重なフィニッシャー。3人同時に落とすのは難しいが、2人なら何とか落とせる。
他のライフルーズカードがなくなった時の最後の砦として採用。

《闇の腹心》580円
通称ボブ。
ライフ40の世界の上に比較的軽いカードをたくさん採用しているため、気兼ねなく使える追加ドロー装置として優秀である。

《ダウスィーの虚空歩き》2000円
墓地メタ兼、相手の強いカードをパクってくるやつ。
大体サワギバで除去したクリーチャーや《群の祭壇》で切削したカードをパクる。

《悪魔の職工》780円
《無慈悲な略奪者》をサーチしてこれるカード。
これだけで充分強いが恒久的に使えるサーチカードのため、これとトークンを使ってコンボパーツを揃えていく。

《毒物の侍臣、ハパチラ》80円
ヨーグモスとのコンボカードであるが、サワギバの隠された能力である森渡りとお互いに相性が良く、トークンを生成させつつ相手のクリーチャーを除去することができる。

《ネファリアのグール呼び、ジャダー》200円
タイミングは若干遅いが、毎ターントークンを無償で製造してくれる。
腐乱持ちクリーチャーは殴りに行けば必ず壊れるため、しっかり毎ターントークンを出してくれる。

《マリオネットの見習い》100円
フィニッシャー。モダホラ3で登場したサワギバのオリカ。
トークンを生成して、クリーチャー・アーティファクトが破壊されるたびにライフルーズを行う2マナのスーパークリーチャーである。

《渓間の腐敗呼び》☆100円
フィニッシャーであり繋ぎでもある優秀なアタッカー。
序盤でも5点や6点くらいは余裕でドレインしてくる。

《ズーラポートの殺し屋》☆150円
フィニッシャー。
無限サクリファイスの隣に設置して無限ライフドレインで大勝利である。

《祝祭の出迎え》50円
クリーチャーが3体出てやっと全ての能力が起動するため一見難しそうだが、このデッキの場合はクリーチャートークンがアホみたいに出るため簡単に達成する。

《裕福な亭主》☆300円
《本質の管理人》とは違い自分のクリーチャーにしかライフゲインは反応しないが、おまけで出てくる食物トークンがサワギバと相性が良い。

《春心のナントゥーコ》300円
上陸でクリーチャートークンを生成できる。
《裕福な亭主》や《金のガチョウ》などのクリーチャーにエンチャントして量産するもよし、マナコストを払わずに1/1クリーチャーを生み出すもよしである。

《甦りし悪夢、ブレイズ》200円
毎ターン対戦相手にクリーチャーやアーティファクトのサクリファイスを要求できるヤバい女。

《暗黒星の占い師》500円
令和のボブ。
サワギバと組み合わせた場合4マナでボブを2体呼びつつリスも1匹生成する。そして毎ターン合計3枚カードが手札に加わる。
マナカーブも3マナ→4マナと綺麗。

《下水王、駆け抜け侯》600円
墓地メタ張りつつ毎ターントークンを生成する凄いネズミ。
これとサワギバがいるだけで《渓間の腐敗呼び》のドレイン量がとんでもないことになっていく。

《巣穴の魂商人》200円
モダホラ3のサワギバのオリカその2。
雑にばらまいた1/1トークンがマナに変わり《ボーラスの城塞》を叩きつけたりする。

《武器作り狂》30円
サワギバと組み合わせるとこれ1枚で5体のクリーチャーが出現する。

《コーヴェクダル、エラダムリー》300円
クリーチャーを用いたコンボが多く、比較的軽いクリーチャーしかデッキに入っていないため、連打していくとここから《無慈悲な略奪者》に辿り着いてコンボに入れる。
略奪者コンボ中は無限マナからデッキトップのクリーチャーを次々と唱えて《ズーラポートの殺し屋》などまで辿り着ける。

《エルフの指導霊》700円
使い捨ての森。
2ターン目にサワギバを着地しやすくするために採用。

《根花のヘイゼル》☆700円
【リスの悪ふざけ】のメインジェネラル。
大量のリスと大量のマナを噴出させる凄いやつである。

《無慈悲な略奪者》400円
このデッキのキーカード。
サワギバと揃った時、相手は死ぬ。

《スランの医師、ヨーグモス》2000円
ハパチラとのコンボカードであるが、こちらはマナを使わない《頭蓋骨絞め》にもなり、《無慈悲な略奪者》まで辿り着くことも見込める。

《溜め込む親玉》300円
8マナと重いように見えるが招集コストで支払えるため、実質黒トリプルシンボルの凄く強い《悪魔の教示者》。
《無慈悲な略奪者》をサーチしてこられる上に、黒1マナで唱えられる。

◎インスタント

《暗黒の儀式》180円
黒の代名詞。

《腐敗した再会》50円
1マナで墓地対策しつつトークン生成。フラッシュバックでもう一回使えてエコロジー。

《悲劇的な過ち》30円
1マナで破壊不能のクリーチャーも関係なしに墓地に送るって書いてあるスーパーカードである。

《自然の要求》100円
1マナで置き物なんでも破壊。
《石のような静寂》のようなヤバい置き物はどうにかしないといけないため保険のため。

《俗世の教示者》1500円
《無慈悲な略奪者》をサーチしてくるカード。
以上、説明終わり。

《突然の衰微》50円
《暗殺者の戦利品》100円
2マナでほぼなんでも破壊。
ゴルガリカラーのジェネラルにはとりあえず入れておく。

《命取りの論争》☆300円
リストークンをサクることで実質2ドロー+宝物トークン生成になるスーパードロー。こういうところから地味にアドを取っていくのが大切。

《汚れた契約》1500円
《無慈悲な略奪者》をサーチしてくるカード。
《法務官の掌握》で《タッサの神託者》を奪った際には突然寿司を握り始める。

《新緑の命令》50円
サワギバと合わせるとリスが8体出てくる。

《切断マジック》☆2500円
2000円越えだがなんと統率者デッキに収録されている。
《溜め込む親玉》を真っ二つにして城塞コンボを揃えたりする。

《召喚の調べ》800円
《無慈悲な略奪者》をサーチしてくるカード。
以上、説明終わり。

◎ソーサリー

《再活性》1000円
自分のクリーチャーのみならず相手の《タッサの神託者》や《波止場の恐喝者》をいただいたりもする。

《害獣の侵入》400円
物凄い数の置き物を壊しつつ物凄い量のリスを量産する。

《黒の太陽の頂点》250円
全体除去であるが、このデッキでの真の役割は城塞コンボの無限ループ要員である。

《悪魔の意図》1000円
追加コストとしてクリーチャーを要求する《悪魔の教示者》。
クリーチャーはトークンが大量に存在するため実質追加コスト0であるという疑惑がある。当然《無慈悲な略奪者》をサーチしてくる。

《陽気な哀歌》100円
実質5マナでデッキから直接《無慈悲な略奪者》を出せるハイパーカード。
以上、説明終わり。

《邪悪鳴らし》150円
土地を探せる、《無慈悲な略奪者》を探せる、墓地を肥やせる、トークンを生成する、2マナで軽いと100点満点のソーサリー。

《法務官の掌握》1200円
フィニッシャー兼カツアゲカード。
《タッサの神託者》《激情の後見》《偏向はたき》《波止場の恐喝者》のどれかを大体パクってくる。

《異界の進化》700円
トークンをサクって《ズーラポートの殺し屋》や《マリオネットの見習い》を持ってくるか、2マナのクリーチャーから《無慈悲な略奪者》を持ってくるカードである。

《選別の儀式》100円
全体除去であるが自分のトークンを巻き込んでビッグマナを生み出すために使う。そのついでで《溜め込み屋のアウフ》や《石のような静寂》を叩き割れる。

◎エンチャント

《楽園の拡散》50円
《繁茂》80円
2ターン目にサワギバを出すためのカードたち。
以上、説明終わり。

《不死のさざ波》100円
割と速いスピードで手札を増やしつつ目的のカードを探しに行ける。
3点ペイもライフ40の世界ならさほど痛くないし、回収は強制ではないので3点ペイが嫌な場面は無理に回収しなくてもよい。

《進化の飛躍》50円
略奪者コンボで得た無限マナをつぎ込み口。
ここから《ズーラポートの殺し屋》あたりをサーチしてきて無限ドレインで大勝利である。

《想起の拠点》☆80円
トークン生成に、死亡時ドレイン能力が付いている凄いエンチャント。

◎アーティファクト

《水蓮の花びら》2780円
2000円以上だが、友人が入手していたため採用。
サワギバを2ターン目に着地させるためのカードである。
以上、説明終わり。

《群の祭壇》250円
このデッキの場合適当なタイミングで投げてもライブラリーアウトを充分に狙えるスペックを誇る置き物。

《師範の占い独楽》2000円
城塞コンボの中核。
それ抜きにしても事故を抑制するためにも便利で初手キープの基準にもなりがち。ただし土地1+独楽キープは絶対にやってはいけない。

《頭蓋骨絞め》☆500円
人の心を忘れたやつが使う大量ドロー兵器。
大体ラノエルやリスたちがひどい目に遭う。

《太陽の指輪》☆100円
ほとんどのジェネラルのデッキに入る定番のマナファクト。
特に語ることはない。

《願い爪のタリスマン》300円
《無慈悲な略奪者》をサーチしてくるカード。
コントロールが相手に移ってしまうが、これが起動するときはいずれかのコンボが始動しているためあまり気にならない。

《忘却の偶像》☆50円
ほとんど毎ターンドローできる置き物
ふたつ目の能力は基本的にインクの染みである。

《霊気貯蔵器》500円
城塞コンボ以外にも略奪者コンボ中に《本質の管理人》や《裕福の亭主》が並んでいると無限ライフになるため無限50点砲を叩きこめる。

《ボーラスの城塞》200円
城塞コンボと略奪者コンボ両方にも対応できるこのデッキの最終決戦兵器。
ただし設置するとすぐにちょっかいかけられて壊されがちなので、出しどころは考える必要がある。

◎土地

《血染めのぬかるみ》1000円
《汚染された三角州》1800円
《吹きさらしの荒野》880円
《樹木茂る山麓》1000円
モダホラ3で採録された友好色フェッチランド。
採録されたばかりなのでかなりリーズナブルなお値段なので、買うなら今の内である。

《花盛りの湿地》500円
ファストランド。
1ターン目にマナクリを立てたい都合上スローランドよりもこちらの方が優先される。

《真鍮の都》1500円
《風変わりな果樹園》☆50円
《禁忌の果樹園》600円
《産業の塔》250円
それぞれ条件やデメリットがあるものの5色出すことができるアンタップインの土地。
《法務官の掌握》で奪ってきたカードを使うためのマナを生み出すために採用しているが、《風変わりな果樹園》は1ターン目に欲しい色マナが出ない可能性があるため扱い注意である。

《統率の塔》☆30円
《草むした墓》1500円
《下生えの競技場》600円
真ん中がショックランドで下がクラウドランド。
多色ジェネラルを組むなら真っ先に内定が決まる三種の神器。

《闇孔の小道/蛇穴の小道》900円
カルドハイム産の両面ランド。
序盤に引くとちょっと困るのが玉に瑕だが、その時一番欲しい色マナをくれる土地である。

《出現領域》300円
アンタップイン無色ランドだが、下の起動能力で全ての呪文がインスタントタイミングで使えるようになるため、相手のコンボの上から《無慈悲な略奪者》や《ボーラスの城塞》を叩きつけたり《法務官の掌握》で打消し呪文を奪り取ったりと好き放題することができる。

《寓話の小道》600円
《進化する未開地》の完全上位互換。
基本土地の方が基本的に強いのだが、《法務官の掌握》から《タッサの神託者》を奪った際の《汚れた契約》によるコンボを通せなくなる可能性があるため基本土地の枠を削って採用している。

《森》☆
《冠雪の森》150円
《冠雪の沼》100円
《沼》☆
基本土地と冠雪の基本土地。ややこしいが冠雪の文字は基本的に無視して、名前が違う基本土地と考えてもらっていい。
《汚れた契約》が入っているため、敢えて散らしている。

《憑依されたぬかるみ》☆20円
《森林の地割れ》100円
タップインデュアルランド。
暇なときにフェッチランドから引っ張ってくる。

《ラノワールの荒原》☆180円
ダメージランド。
痛みが伴うもののアンタップインの二色土地で、色が必要ない場合は無料である。

《育成泥炭地》700円
キャノピーランド。
マナを出す際には痛みを伴うがアンタップインの二色土地で、土地に間に合っている場合はドローに変えられる。

《ファイレクシアの塔》2000円
アンタップインの無色土地だが、クリーチャーをサクると黒2マナを生み出す。
トークンが戦場に溢れかえっているはずなので、気兼ねなく黒2マナを出せる。

《変容する森林》250円
墓地の《無慈悲な略奪者》や《ズーラポートの殺し屋》になる森。
昂揚4達成は土地・クリーチャー・インスタント・ソーサリーで達成できる。

《群がりの庭》☆600円
色マナは出ないが、特定のクリーチャーに再生を付与できる。
サワギバや《下水王、駆け抜け侯》を守ることができる。

《汚れた森》☆30円
沼があると二色出せる無色土地。
アンタップインで出てくるのと、ショックランドやアンタップインデュアランでもしっかり反応してくれる。

《見捨てられたぬかるみ、竹沼》400円
《無慈悲な略奪者》を探しに行ける沼。
純粋にアンタップインの土地なので無駄にならないが、セットランドに躊躇することが多々ある。しかし迷った末に大体セットランドする。

《黄昏のぬかるみ》☆300円
ハイブリッドランド。
とりあえずアンタップインの無色土地だが、色マナが絡むと好きな色の組み合わせが作れる。
基本的にソーサリータイミングで使う土地で、インスタントタイミングだと非常に使いにくいため注意。

《森林の墓地》☆150円
チェックランド。
ほとんどの確率でアンタップインで出てくるが、初手7枚で紛れ込んでいた時は基本土地タイプが含む土地かフェッチランドがあるかを確認する必要がある。

《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》900円
全てが森になる。
地味にサワギバがアンブロッカブルになる。
サーチ先がなくなったフェッチランドも森になってくれるため緑が絡む多色ジェネラルには入れ得である。

【デッキ総額】

……49150円!!
デッキ1枚当たり491円の計算。まぁまぁ安い……のかな?

【終わりに】

ここまでご覧くださりありがとうございました。
委託されたデッキですので完全にエアプですが、色々参考にしながらもなんとか組み上げてみました。
サワギバはコンバットで勝つよりもコンボ重視にして纏め上げた方が綺麗に仕上がりそうだったイメージだったのですが、思った以上に入れたいカードが多すぎてビックリしました。金額制限がかかっていてもこれだったので、解き放った際は一部の勝ち筋を消してより一点特化の構築になるんじゃないかなと思います。

はい、というわけでですね、それで今回はここまでです。
改めましてご覧くださりありがとうございました。また次の機会にお会いしましょう。

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.


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