世界終末時計90秒
世界終末時計の目盛りが90秒を指したというニュースが流れていた。世界終末時計は、核戦争などによる人類の終末を午前0時とし,その終末までの残り時間を「あと何秒(分)」という形で示されており、主に核戦争による影響が大きい時に話題になりやすい。この90秒という数字は今までで一番短い。パンデミックや気候変動などと共に核戦争の脅威が迫っていることを伝えている。
近くの町で町長選が始まっている。どの候補も町の将来を憂い、そのために全力を尽くすと語っている。知事は、県のために全力を尽くし、国会議員は国のために力を尽くすのだろう。だれが世界のために力を尽くすのだろう。
震災や戦争は驚異的なスピードで迫ってくるが、安穏とした時間はゆっくりとしか訪れない。人々を一瞬で幸せにする方法があるのだろうか?
ベルリンの壁崩壊を知ったときに感じた喜びもすぐに薄れてしまった。
昨日の雪も溶けて、今朝は少し日が射して温かい。貴重な光と出会った気がした。
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