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F1最初の88時間。

壮絶。すごいスピード感で変化していった。そんな印象。そして原発を甘くみてはいけない、と改めて思った。

深夜に再放送のNスペ「原発メルトダウン〜88時間〜」を見入ってしまった。2016年の放送から何度目かの再放送だという。特に1、3号機の水素爆発、その前後の所長や社員の皆さんの緊迫した様子が印象に残った。

再稼働した他の原発が、まったく同じ状況の事故を起こすとは限らない。同じように対処できるわけではないし、地震や津波のような自然が起こすことは、予想できないことも多いはずだと専門家ではない私でもそう思う。その場合、短時間で、全く放射能がもれなく対応できるのかは不安だ。

吉田所長は病に倒れた。多くの社員のみなさんも被ばくした。周辺の街は、人が長期間住めずこの先も課題を抱えていくし、人生が変わってしまった人、亡くなった人もいる。

原発が単にエネルギーを安く提供するために存在するならば、長い目線で考えれば、リスクや代償のほうが大きい。未来世代を想えば、命や街を大事にする、エネルギー産業を応援したい。またこういった記録、ドキュメンタリーは記憶が薄れてしまう前に、定期的に見返すことで、経験と記憶を繋いでいくことが大事だと感じた。



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