始まりは終わり、終わりは始まり

今から二年ちょい前に、あるセラピーを勧められ、独立前の当時、節目だしと思い受けてみました。

浄化と言う名のセラピーは世の中にたくさんありますが、このセラピーはネット検索してもHPがヒットするくらいで体験談がほぼない。
検索制限しているのかはわからないけど、何やらクローズドな雰囲気を受ける前にも感じていた。

当日は邪魔が入って場所まで辿り着けない人がいるとか、芸能人が受けているとか、特別感を与えられる感じはスピリチュアル界隈ではよく耳にする話し。

芸能人が洗脳される始まりを占いや整体と言う人がいるのも何となくわかる。

当日着いた先は都内のこじんまりした一軒家、穏やかそうな50代くらいの女性が迎えてくれました。

このセラピーは1（わたし）対４（ヒーラー？霊能者？審神者？）で三時間にわたるもの。

①現世のわたしの妨げになっているエネルギー（前世のカルマ）とつながる（イタコ体験も希望によりできる）

②呼び出したエネルギーを浄霊、ヒーリング

③魂磨き（純度を高め綺麗にする）

ざっとこんか感じで進んでいきます。

イタコ体験もせっかくならと体験を希望しました（希望するのはほぼ女性みたい）
すごく苦しくて絞り出すようにしか声を出せなかったのですが、そんな前世でした。

時間はあっという間に三時間、どこかに行っていたような感覚もあり、現世と黄泉の国を彷徨っていたような不思議な感じ。

最後に魂を磨いてもらうのですが、それ以降は良くも悪くも「欲」がなくなったような感じ。
純度が上がったのかはわからないけど、わたしのヒーリングや施術は効果が高まった感覚はあります。

わたしは、二十年近く精神世界と呼ばれることに触れてきました。

わたしの場合、キッカケは「自分が思う自分」と「他者から思われる自分」の差だったかも知れません。

二十年近く一通り経験してきた今、やっと回路がつながり本来の自分で判断ができるようになってきました。
それまでは何かすがっているところがあったように今となっては思う（依存や洗脳のはじまり）

一回りして感じるのは、精神世界も自己啓発も肉体も心理もすべて根底にあるものは一緒な気がします。

どの角度から見るかで見え方が変わるので、時にお互いに否定や批判となることがある。

でも、根底にあるのは一つ

それを宇宙と言ったり、神と呼んだり、感情、トラウマ、前世、光や闇、物理や化学、すべて出どころ（起源）を探求し行き着く先（帰還先）を求めて答え探しをしてる。

始まりは終わり
終わりは始まり

答え合わせができた時はこの世を去る時なようにも思いますが、今は生きながらに魂の体験をしている人も多くいます（幽体離脱など）

幽体離脱体験者が口を揃えて「気持ちいい」と言う感覚は生きる上でも大事な感覚。

現世を生きる上でも「気持ちよさ」は「軽やかさ」「晴々しさ」「清々しさ」は心に光を灯してくれる。

その光はまた誰かの闇を照らしてゆく。

つながって循環していく一つの輪の中で、そんな世界なのかも知れません。

「気持ちよさ」からかけ離れていくと肉体や精神を病むことになるのもそう仕組まれているから。

すべてはつながっているし、すべては仕組み。

知恵の輪みたいな世の中なんだと思う。