二拠点生活その8(田舎だろうが都会だろうが起こり得る近隣トラブル)
そもそも、山梨に二拠点目を設けたのは、心穏やかに過ごしたいからなのだがやはり色々あるのだ。
この地域は殆どが移住者ばかり。よく聞く話で移住者が上手く地域に馴染めないとかの話は皆無だ。
自治会すらないのだから、近隣との付き合いなどしないと決めればストレスもない。
だが…隣の高齢夫婦が問題なのだ。工事中から嫌がらせが延々と続いている。
「工事業者が休憩中に車の中で足を投げ出して…」
知らんがな
「工事の中に何日も何日も夜中ライト点きっぱなしで眠れないから遮光カーテン買った!」
いやいや近隣に聞いたら「一回ぐらいあった気もするけど…」
だよね…
引越したばかりの頃、ビニールシートが隣の庭に飛んだ。何したと思う?わざわざ庭から周り込んで、泥だらけのビニールシートを新築のリビングに放りこみ「飛んできたから持ってきた」
相方は呆気にとられて、その後悔しくて半泣きで電話してきた。私いなかったからね。
それでも冷静に対応してきたのだ。そのうち静かになるだろうって思ってた。
けど、事件は起きた。植えたばかりの花が引き抜かれてバラバラに。んで警察呼んだ。
パトカー見てカーテン閉める婆さん。それから冬の間は静かで嫌がらせも無かったが…
今朝、7時過ぎにピンポンが鳴る。隣の婆さん。
「オタクのタバコの煙が家に入ってきて服まで匂いが染み付いて迷惑だ!」
流石にキレて「いい加減にしろ!」って怒鳴った。
あのさ、私は確かに喫煙者だ。外でタバコも吸う。吸うけどさ。私がタバコ吸う場所から隣の玄関まで30メートルあるのだよ。
「通報してやる!」って捨て台詞で婆さんは去って行った。思うに、うちが警察呼んだ時に自分が大人しくなったから、ウチに警察来れば凹むとでも思ったのか?
もう、今までのこと全部ぶちまけてやった。
「また何か言われたりしたら、いつでも通報してください。いや、流石にこの距離でねぇ…ありえませんよね」
苦笑いして警察は帰って行った。
もう、配慮しないでタバコ吸う。
そんなお話
元経営者、某サイトで大賞→小説出版歴有り。現在、金融関連役員(中小企業)コンサルティングも行う何でも屋。証券外務員一種。基本…ただのオッサン