”理想の未来”の道半ばで
過去に作りかけのまま封印していたホームページを久しぶりに開いてみたところ、下書きに文章が4つ残っていた。
このまま世に出る機会もなさそうなので1つだけこの機会にお披露目しようと思う。
大学最後の年に考えていたこと。
『理想の未来を描く』
最近、いつか会社をつくりたいと思うようになった。
まだ社会人になったわけでもないのに。
他の誰も思いつかないような、おもしろい夢とか素敵な理想とかをもった人たちを集めて、「(それで生きていくのに必要なお金を稼げるのなら)好きなことやっていいよ!」と言えるような、そんな組織をつくりたい。
自分ですごいアイディアを思いつく自信はないから、そこに集まった人たちを陰ながら支えて手助けしながら、良い意味で、おもしろおかしく見守るのに私は徹したい。
別に、創業者とか社長とかが先頭切って夢を語る会社ばかりじゃなくても良いと思う。
社員1人1人が夢や理想で溢れていて、それで生きていけるのなら、どんなに幸せな世界になることか。
現時点ではお金にならないようなことでも、それを行うことでその人自身が輝いていたり生きる活力になっていたり、なおかつ、誰かを幸せにすることや素敵な未来を創造することに繋がるのだとしたら、なんとかしてお金になるように私がしたい。という理想。
だから最近、「稼げる仕組みをつくる」ということに惹かれてるんだな。
"こういう世界や未来を創りたい"という想いをもとにやることとか、その理想を叶える上で必要なお金を稼ぐ方法って、別に1つにしぼる必要はなくいくつあってもよくて、むしろ、いくつも並行してやりながら生きている人の方がかっこいいのでは、と思ったりする。
肩書きとか「何の仕事してるの?」とか聞かれて、一言で答えられない人の方が、実はすごいことを成し遂げるんじゃないかと。
とにかく、できるだけたくさんの人がキラキラしている世界をつくりたいなあ、という、ふわっとした理想の未来像。誰かの応援をすることが好きで、「ありがとう」という言葉をもらえることに幸せを感じる。
そんな自分にふと気がついた。
2016/11/5
まぶしい。そして少しチクリとした。
「ちゃんと実現に向かえてるの?」と昔の自分から手紙をもらったような気分だ。
会社をつくりたいと思っていたことなんてまるっきり忘れていたけれど、きっと「(どんな形であれ)こういう場をつくりながら生きていきたい」という意味合いで書いていたんだろうな。
そう考えると根本に持っている思いは変わっていないなと思った。
だからこそ、今の仕事を続けている。
「生きることに幸せを感じる人を”仕事”というものを通じて増やしたい」
という思いを持ちながら。
また数年後に見返して「まぶしい。そしてチクリ」となるのだろう。
その時は、今よりも少しは胸を張って「大丈夫だよ、一歩ずつ向かっているよ」とあの時の自分に伝えることができていると良いなと思う。
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