故郷へ             最愛なる息子と娘 愛すべき妻のもとへ 1 2021秋のこと

3ヶ月ぶりの故郷
両親にではなく別居中の自分の家族に逢いに来た。
と言っても今の俺に気軽に逢ってくれる家族はもう居ない。

息子が受験生
娘も中学生になり多感な時期

こちらに来る最中なかなか大変なトラブルが発生。
丁度中間地点になりいきなり車が故障…
夜が明けるのを待ち…
何とかピンチをやり過ごし1日遅れて故郷へ

息子と娘とは何とか出かけることが出来た。
3人でショッピングモールへ買い物へ。

昔は良く買い物にも出かけた。
家族4人で

その日も3人で買い物
買い物なんて何年ぶりだろうと思うくらい久々な感じがした。
子供達に何か買ってあげたくて…

でも洋服なんか選んでても、やっぱり何かが違う…
そう…
これどうかな?って聞く相手が居ないのだ…
そこには妻の姿がない

いつも妻にどうかな?って聞いていた
自分で服は選ぶものの、必ず妻に聞いていた。
妻がいいんじゃない〜って言えば買い、え〜いまいちって言えば保留にしてた

思えば生活の全てを妻に委ねてたんだな…
色んなことに依存してしまってたんだな…
と気付く

子供達は自分で色々選んでた
結局子供達の物はみんな買ってあげた
自分のものはそこそこにして…
普段離れてる俺にとって子供達が少しでも喜ぶ姿を見るのは何より幸せなのだ…

その後また別々の所へ帰っていくという現実が待受けていても…

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