ahamo,povo,LINEMOは安さで飛びつくのはアウト!
この記事はもっと早く書こうと思っていたのだが、気がつけばLINEMOがサービススタートしており、この後povo,ahamoと続くこととなる時期に来てしまっていたのは大変申し訳ない。
とはいえ、安さだけで飛びつくと痛い目を見るのがこの新しい安さのプラン。確かにデータ容量20GB付きで月額3,000円弱となるプランは魅力的だが、電話口のサポートもなければ窓口サポートもなくオンラインチャットのみ、またキャリアメールは使えず、場合によってはコンテンツ決済が使えなくなる為、サービス提供側が大急ぎで注意を呼びかける事態が発生しているくらいだ。
そう、これらのサービスは安いのはいいがすべて自己責任の世界なのである。
当初、auユーザーである私はpovoに魅力を感じたが、結果として辞めた。
答えは単純で、私はiPhoneとiPadを契約しているが現在データシェアを組んでいる。
現状は
しかしここからpovoに変えるとデータシェアは出来ないため、私の契約の場合、
povo基本プラン×2+通話定額=7,106円(税込)
となる。
しかも留守番電話サービスも使えなければキャリアメールも使えないし割引すら使えないしデータシェアもできない。
一方で、今回見直された新たな使い放題プランである4G使い放題MAXはテザリングやデータシェアも30GBまで確保され無料だし、さらに通話定額2は電話基本パックが無料なので留守電とかも使える。さらにスマートバリューも受けられれば家族割プラスも受けられる。
そうなると私の場合、
4G使い放題MAX+通話定額2(電話きほんパック込)+タブレットプランds+テザリングオプション-スマートバリュー-家族割プラス(2回線)-毎月割=8,858円(税込)
の方がスマートフォンでは使い放題でタブレットは30GBまでシェアできる。これだけで十分な上にキャリアメールも使え、さらに留守番電話も使え、しかも今までよりも安上がりと来たものだ。
(現在はauフラットプラン20(V)+カケホ+テザリングオプション+電話きほんパック+タブレットプランds+テザリングオプション-2年契約+家族割(2回線)-スマートバリュー-毎月割=9,430円(税込))
※毎月割は2022年3月利用分まで、その後はタブレットデータシェアプランへ移行することでカバーできる
金額だけ見れば、povoの方が安く見えるが内容をよく吟味すればpovoはそこまで安くはない。
これは同様にahamoやLINEMOでも有り得る話である。何より、仕組みを全て理解している人ですら困惑するのが今回の新料金プランなのだ。
オンラインでの手続きである為、開通処理ですらオンラインでやる必要があったり、困ってもオンラインチャットのみのサポートである為、内容がよくわかっている人でも時間がかかる場合がある。プランはシンプルだが手続きは単純ではないのだ。
前回、ahamoが発表された直後に敷居の高いプランと紹介したが、やはりしっかりと試算、本当にそれでいいのか?、自分一人で全部完結できるか?など多くの要素が必要となる為、誰かに相談する時点でahamo、povo、LINEMOへの移行はお勧めできないと言うことになる。
よく「タダほど高いものはない」と言っていたものだが「安いのには理由がある」と言うことだ。もう一度しっかり見直してみる方がいいだろう。
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