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【カウンセリング事例】朝にグズグズして支度が間に合わない子供のケース

2020年4月26日㈰です。今回は、グズグズして支度が進まない子供のケースのシェアになります。

親やカウンセラーは、どのように対応するのがいいのか、チェックしましょう。

フュ~イゴ~👇👇👀


【グズグズして支度が進まない子供のケース】

あなたは渡辺ユキちゃん(小学3年生)の母親のカウンセリングを担当しています。

ユキちゃんは学校に行く時にグズグズしてしまい、なかなか朝の支度が終わりません。

ベッドからなかなか出てこなかったり、朝ごはんをゆっくり食べたりしています。

遅刻しそうなときは車で学校に送っていくこともあり、母親は毎朝イライラ気味です。

あなたは「グズグズすることに目的があるとしたら、どんな心当たりがありますか?」と尋ねてみると、母親はポツリと「私がいけないんです…。」と語り始めました。

母親は離婚しており、1人でユキちゃんを育てています。
仕事の都合でユキちゃんが寝た後に帰宅することもあるようです。

そのためユキちゃんは、あえてゆっくり行動する事で母親との時間を少しでも長くしたいという気持ちが見えてきました。


その時の会話↓↓

あなた
「渡辺さんは、今日はお仕事があるのにユキちゃんのためにここに来てくださいました。ユキちゃんの事を一生懸命考えている証拠ですね。」

母親
「はい。私の中でユキが一番大切ですから…。」

あなた
「そうですよね。では例えば、ユキちゃんがキチンと時間通りに行動出来るように朝の時間の計画を立てるのはいかがでしょうか。」

母親
「そうですね。朝やる事を紙に書いて、時間を決めてみましょうか。あとは、私の帰り待つみたいに夜ふかしする事もありますので、それが無くなるように工夫したいと思います。」


【GOODな対応】

『グズグズしてしまう理由を考える』

このケースのように、「親に甘えたい」という気持ちがある場合は、「励まし」や「生活リズムを整える」提案が有効でしょう。

ただ、精神失調や友達とのトラブル、イジメなどの理由が隠れている事があるので、しっかりと情報を収集する。


【BADな対応】

『理由も聞かず自分の行動に責任を持つように促す』

単純に面倒が理由でグズグズしてしまう子供の場合には、責任を持つように促す行動は有効ですが、理由や原因を決めつけて勝手に行うことは危険です。

なぜグズグズしてしまうのか、子供と一緒に考える姿勢が大切です。


【まとめ】

✅朝にグズグズしてしまうのには理由がある。その理由を子供と一緒に考える姿勢が大切。

✅「親に甘えたい」という本音が隠れている場合は、「励まし」や「生活リズムの調整」が有効的。

✅「単純に面倒でグズグズしてしまう」という原因には「社会にはルールがある」という部分を伝えるのが有効。

👆感想。
子供が支度をしてくれないと自分が困るから「早く支度しなさい」というのは危険なんだと思った。

「理解されていない」「大切にされていない」と感じてしまった子供の心はすさんでしまうので注意が必要だと思いました。


はい。いかがでしょうか。

今回はこちらで以上となります。

よろしければコメントもお持ちしております。

最後までお読み頂いてありがとうございます。


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