【カウンセリング事例】親の再婚で苦しみを抱える子供
2020年4月30日㈭です。今回は親の再婚で苦しみを抱える子供についてのシェアになります。
どのように子供と新しい親の関係を気づくのがいいのでしょうか。
チェックしていきましょう。
フュ~イゴ~👇👇👀
【親の再婚で苦しみを抱える子供】
あなたはダイキくん(小学3年生)のカウンセリングを担当しています。
ダイキくんは、幼稚園の時に両親が離婚し、母親と2人暮らしをしていました。
ただ、先月から母親が再婚して、新しい父親と3人で生活するようになりました。
再婚については、直前に突然に打ち明けられており、ダイキくんは「新しいお父さんなんていらない」と思っていましたが、幸せそうな母親の姿を見ると本心を言えずに現在に至ります。
ダイキくんは実の父親が大好きで、母親の再婚前まではよく会っていました。
しかし、現在は実の父親とも会うことが難しくなっており、新しい父親に心が開けずに苦しんでいます。
その時の会話↓↓
あなた
「最近はどう?お家はどんな感じ?」
ダイキくん
「どうって…。全然しゃべらないよ。あの人とは。」
あなた
「そうなんだ。しゃべらないんだね。」
ダイキくん
「うん。話すことないし、最近は声もかけてこなくなったよ。」
あなた
「そうなんだ。お互いに話さない状態なんだね。それについてはどう思う?」
ダイキくん
「俺は本当のお父さんがいいんだ。あの人は嫌いなんだ。お父さんは一人しかいない。なんで再婚なんてしたんだろう。」
【GOODな対応】
『子供の意見をしっかり聞く』
子供の中には、親に気を遣って自分の気持ちを抑圧し、我慢している子供もいます。
気持ちを押し殺している事で「自分はこんなに我慢しているのに」という感情が生まれ、新しい親との関係がうまくいかない事があります。
まずは、子供の意見をしっかり聞くことが重要です。
【BADな対応】
『新しい父親に頑張ってもらう』
新しい父親に必要以上に頑張ってもらうことは「自分は本当の父親じゃないから…」と諦めてしまう原因になります。
子供の気持ちを考えながら悪循環に陥らないような関わり方が出来るように促しましょう。
【まとめ】
✅再婚で新しい親に馴染めない子供には、まずは子供の話をよく聞く事が始まる。
✅本当の気持ちを我慢している子供には「自分はこんなに我慢しているのに」という思いがある。
✅新しい父親に、子供との関係を頑張ってもらおうとすると、途中で子供との関わりを諦めてしまう事がある。
👆感想。
私も子供の頃は本当の気持ちを伝えるのが苦手で「自分はこんなに我慢しているのに」という気持ちを抱えていた事を思い出しました。「偉いね」「賢いね」と褒められすぎていたので、「その通りの行動をしなくては」というプレッシャーがあったのだと思います。
そんな事を思い出しました。
はい。いかがでしょうか。
今回はこちらで以上となります。
よろしければコメントもお待ちしております。
最後までお読み頂いてありがとうございます。
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