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最近アウトライナーを使うのが楽しい

最近、仕事のメモやタスク管理にアウトライナーを使っています。シンプルながらも強力で使っていて楽しいです。

現在使っているツール

最近はWorkflowy (https://workflowy.com/) を使っています。最初はコードブロックにも対応しているDynalist (https://dynalist.io/) を使っていたのですが、Workflowyのシンプルな使い心地が気に入り、こちらを使うようになりました。

アウトライナーとは

アウトライナーとは、箇条書きでアウトラインを作ることができるツールです。単なる箇条書きだけだと情報があふれ返ってしまうため、次のような機能があります。

  • 階層を畳み込む機能

  • 階層にズームする機能

文字で説明してもわかりにくいかもしれません。以下は一連の機能を実際に使ってみた様子です。

Workflowyは一つのツリーに全ての情報を書き込んでいくのですが、畳み込みやズーム機能があるため、必要な情報にフォーカスすることができます。

その他の機能として、打ち消し線を引いて完了を表現したり、#タグをつけてタグごとに検索できるなどの機能があります。他にも機能はありますが、よく使っているのはこの辺の機能です。

これまで使ってきたツールと比べて

私は、メモやタスク管理ツールを試すことが趣味で、定期的に色々なツールを使ってみているのですが、比較的プレーンな使い心地のツールが好みです。

以前は Bear と Things を仕事で愛用しており、長い間使っていました。

他にも、色々なメモアプリ、タスク管理アプリを試しているのですが、しっくりこないことが多く、一周回ってノートを使って管理するという方法論に落ち着いていました。

ノートでの管理は、アイデアを考えたり、簡単なメモやタスクを管理するにはよかったのですが、長文を書いたり、URLなどの情報を扱うのが難しいです。その辺の問題はデジタルなツールを組み合わせていました。

これらの方法は気に入っていたのですが、なかなか情報が整理できない感覚がありました。一方でWiki的なツールを使って分類・整理すると、最初は良いのですが、だんだん面倒になるという問題があり、個人的な用途ではあまり本格的なものを使いたくないという気持ちがありました。

また、個人用のツールに全てを集約するようにすると、チームで使ってるドキュメントやプロジェクト管理のソフトと全く同じものを作ってしまう問題があります。さらに個人用のツールに情報を溜めてしまって、チームに共有できていないことがあります。

アウトライナーの良いところ

アウトライナーは情報を整理・管理するという面で良いです。他のツールだと全く別の場所に保存されている情報を統合したり、特定のグループをまるっと削除したり、などの操作が大変だったりしますが、アウトライナーだと、ただの箇条書きなので簡単に情報を整理整頓できます。

タスク管理の面でも結構良くて、タスク管理専用のアプリより柔軟にタスクを整理できます。例えば、サブタスクを通常のタスクにしたり、サブタスクの下にサブタスクを作りたくなることはよくありますが、タスク管理アプリだと構造を表現しきれなくなったり、特殊な操作が必要で面倒だったりします。一方、アウトライナーの場合は単なるリスト構造なので単に階層構造を作ればよく、構造を変えるときも行を移動するだけです。操作が簡単なのでタスク整理の負荷が小さいです。

また、アウトライナーを使うと規模の大きい文章を書く負荷も減らせそうです。まだ書籍のように本格的に長い文章で試せていないのですが、アウトライナーは元々大規模な本などを書く際に役立つものなので、以前本を書いた時にアウトライナーを知っていれば・・と思ったりしました。

自分好みのアウトライナーを作りたい

Workflowyは気に入って使っているのですが、やはりコードブロックを使いたくなったり、日付が英語表記になってしまって日本語にならなかったりと微妙に自分好みではない部分があります。Dynalistは高機能なので色々対応しているのですが、継続的に開発が続くか若干不安だったり、UIはWorkflowyが好みだったりします。

そんな中、自分好みのアウトライナーを作りたいという気持ちがだんだん強くなってきました。元々考えていた計画からズレてしまうのですが、自分が使いたくなるようなものを作るのが一番ということで、自分好みのアウトライナーを個人開発で作ろうと思っています。


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