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Dragon Ashとのご縁の話。

今月2月22日に、Dragon Ashのトリビュートアルバム『25 -A Tribute To Dragon Ash-』が発売になりまして。

何となんと、そこに私の名前が載っているわけですよ!!!!!!!

Dragon Ashトリビュートアルバム『25 -A Tribute To Dragon Ash-』
Dragon Ashトリビュートアルバム『25 -A Tribute To Dragon Ash-』
Dragon Ashトリビュートアルバム『25 -A Tribute To Dragon Ash-』
私の!名前が!載っている!!!

何とまぁ光栄なことでしょう。
こんな人生、想像したことありましたかね。

今回はそんなDragon Ashに、一方的にご縁を感じている話をします。

《最初の絡み》

2017年4月、初めての転職をしました。
10年働いた日本コロムビアというレーベルを離れ、株式会社ハイというベンチャー企業へ。

ヘッドハンティングってやつです。
嘘です。あながち嘘でもないけど、そんなご大層なことではございません。
とりあえず、そこに転職しました。

そこのマネジメント事業部に所属し、人生初のマネージャーになりました。

株式会社ハイはPR会社です。
ですが、そこで扱っているコンテンツの中に「マッチョバスツアー」「マッチョカフェ」なるものがありまして。
それがなかなかにバズっていたんですね、当時。
『月曜から夜ふかし』なんかでも取り上げられちゃったり。
メディアに露出するようになってきました。

これらのコンテンツを盛り上げてくれているマッチョたちは、いわゆる「野良マッチョ」。
(今後も、当然かの如く、マッチョ用語が飛び交いますが、ご容赦ください。)
別にタレントってわけでもなく、このコンテンツをやるために、当時の会社のメンバーがそこかしこの知り合いから紹介してもらったり、ナンパ←したりしてきて集まったマッチョたちで構成されていました。

ところが、メディアに露出をするということは、それはいわゆるタレント活動であり、イベントへの出演オファーなんかもくるようになって。
また、スポンサーがつくことになって、それならばとグループを組み、歌を出し、踊りも覚え、Music Videoも撮ったりしました。
それでは聞いてください、デビュー曲「ビバ! マッチョ」。

そうなると、いよいよ、マネージャーが必要だということになり。
当時の株式会社ハイは共同代表という形を取っていましたが、主にマッチョというかマネジメントの方を見ている社長と知り合う機会があり(というか、私が別件で飛び込み営業かけたんだけどね)、そこで逆にマネージャーに誘われました。
私が採用された理由は「マッチョが嫌いだから」でした。

ということで、2017年4月、最大人数14マッチョとなっていた【マッチョ29】のマネージャーになりました。
メンバーにはユーチューバー、芸人、レスラー、パーソナルトレーナー、サラリーマン、学生など、様々なマッチョがいました。

特にユーチューバーの【サイヤマングレート】と、芸人(今でこそユーチューバー)の【コアラ小嵐】は、セットで動くことが多かったです。
私の1個上と1個下で歳も近くて、仲も良かった。
さらにこの2人は当時大塚の家で一緒に住んでいて、テラスマッチョ、通称「テラマ」と呼ばれていた2人でした。
私のマッチョの初テレビロケはサイヤマンの部屋だったなw

サイヤマンは名前のごとくドラゴンボールが大好き。
コアラさんは元々バンドマン。
そんなわけで、2017年4月22日に渋谷O-EASTで行われた【グッドモーニングアメリカ】のツアーファイナルに行きました。
そこで【TOTALFAT】のJoseさんと会ったんですよね。
(Joseさんとはこの1ヶ月前に知り合ったばかりでした。)

その時Joseさんに、O-Group方を紹介してもらったのですが、なんとその方がサイヤマンのYouTubeを見てくれている方で!
それで試しに「YATSUI FESTIVAL!」に出たいです、と伝えました。
そしたら何と、出演が決まってしまったんですよ、【マッチョ29】の!
さらに、私が一緒に担当していた【軟式globe】も出演させていただけることになりました。

マッチョ29、YATSUI FESTIVAL!初出演ということで、【ベッド・イン】さんと記者会見に出演したり、ニコ生の「やついフェス決起集会」にも出演させていただきました。
画力だけは強いからさ、マッチョ。。。

そんな中、ある日やついいちろうさんのマネージャーさんから連絡がきたんですよね。
「うちのやついが、マッチョのメンバーさんと連絡取りたがってるんですけど、DMとかさせても良いですか?」と。
え?なんで?なんでなん??( °o°)
と思いつつ、もちろんOK。
そのメンバーはサイヤマングレートでした。

やついさんが繋いでくださったのが、なんとKjさん!
サイヤマンのファンです、と。
まじかよwww

「MAJESTIC」というアルバムに入っている『FACELESS』という楽曲は、なんとサイヤマンのことをイメージして作った楽曲とのことで。。
大変恐縮です。。
Zepp DiverCityのライブにもご招待いただきました。

これがファーストコンタクトでしたね。

《楽曲名『FACLESS』をアパレルブランドの名前に》

サイヤマンが自分のアパレルブランドを作りたいと言い出したのが2018年。
そこで名前をどうしようかって言ったら「『FACELESS』がいい」と。
そこでサイヤマンからKjさん本人に許諾をもらいつつ、私はマネジメントにご連絡を。

『FACELESS』という言葉自体には、実はマイナスな意味もあるため、他のブランド名まで考えて提案してくれたKjさん。
神だろうか。。。

でも、サイヤマンはどうしても『FACELESS』がいい!というので、この名前で無事ブランドを立ち上げることができました。
本人にとってはそれだけ、自分をイメージして作られた曲に思い入れがありますからね。

《OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.10》

このサイヤマンのブランドをやっている途中(ブランド名もデザインも決まったあとだけど)で、私は【マッチョ29】のマネージャーを離れることになり、2019年の4月には株式会社ハイを退社しました。ただ、転職をする予定ではなかったので、自分のやりたいことって何だろうって見つめ直す期間にする意味でも、一旦フリーランスになってみた、という経緯もあっての、フリーランス転向でした。フリーランスになったら、自分のスケジュールは自由!こうなったらやってみたいと思っていたのが「男鹿ナマハゲロックフェスティバルの実行委員」。

この辺の経緯は一番最初のnoteでもちょっと触れているのでこちらも。

東京にいるアーティストに協力を仰ぎ、男鹿フェスのためにできることって何だろう。
で、始まったのが、カウントダウン企画でした。
実は「あと2日」をお願いしていたのが【Dragon Ash】でした。
まぁこの年は色々ありましてね。。バタバタでしたね。。。
急遽協力してくれた【四星球】様には本当に頭が上がらないです。

《山嵐のスタッフとして》

時は巡り、2022年。自分の山嵐元年。
ライブライブ納めとなった12月18日の「ポルノ超特急」。
この日のサポートドラム、【Crystal Lake】のGAKUさんが、新幹線の停電でフェスの出演時間に間に合わないと確定したのが16:00前くらい。
この日【マッチョ29】のファンの子が来ていて、物販に来てくれたのですが、その時まさにGAKUさんとのやりとり中で、まじで気が気じゃない状態でお話ししていました。
(帰りにまた物販に寄ってくれた時に「さっき喋ってる時、内心めちゃくちゃパニくってたんだよね」と伝えましたw)
MOPPYさんが「楽屋戻るぞ」って迎えに来てくれた時にはすでに話はほぼついている状態で。
山の楽屋に行くと、そこにはなんとこの日サポートしてくれたドラマー3人に、Kjさんが。
話は既に「セトリどうする?」に。
そして、ずっと物販にいて、全ての状況が把握しきれていなかった私もそこで話を聞き、状況を把握。
SNS担当の私に出来ることは、何をどういう文面で発表するか。
「GAKU出演キャンセル」という旨の発表をすることを提案すると、櫻井さんが「俺たちが出るって全部言っちゃいなよ」と言ってくださいました。

それで発表させてもらった文面がこれ。

「ピンチはチャンス!」ってみんなずっと連呼していたのだけど、逆境こそ楽しんでいるというか。
わたわたパニックになっている私に、彼らの姿はとても心強かった。
これぞLIVE。そして、こんなこと今までもこれからもないだろうと言いつつも、その場で出来ることを最大限に対応していく姿。
本当にすごかったなあ。バンドマン、まじかっけえ…。

私がマネージャーになった時に、一番言われていたのは「何とかする力が大事」ということ。
起きてしまったことはしょうがない。大事なのはそれが起きてしまった時に、どう対応できるか。
それとはちょっと話が逸れてしまうかもしれないけど、この日はバンドマンから「何とかする力」を感じました。
だってLIVE中だって、色んなことが起きるんだもの。そりゃ何とかしなきゃいけないことだらけだし、これまでも何とかしてきたよね。
本当にすごい場面に出くわしました。自分にとって大事な「経験」という財産です。

《いつかの話》

そんな感じで、個人的にはとっても恩恵を感じているDragon Ash様。
いつも本当にありがとうございます。
そして、【山嵐】が歌っている「陽はまたのぼりくりかえす」最高なので、ぜひアルバム聴いてください。

いつかKjさんに「サイヤマンの元マネージャーで、山嵐のスタッフやってる石井です」とご挨拶するのが夢です。

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