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なぜ金を得る苦しみの方が、金を使う楽しみより重くなったのか?


これがなぜ起こるのか?

もちろん、私のような社会不適合者
(ナイトメアゴミカス)だと、
仕事(雇われ労働)自体が嫌。

人間関係がとにかく嫌。


ということが最優先されますが、


普通の人はね。

それと同じくらい
賃金が少ないことに不満を覚えます。

賃金が少ないと、
金を稼ぐ労力が増え、
金を稼ぐ労力が増えると言うことは
相対的に金を使う快楽が減る、んですね。


同じ仕事で、
日給2万と、日給1万じゃ.....
後者の方が嫌な仕事ですよね?

同じ賃金で
倍仕事しなきゃいけない
から。



企業(資本家)というものは
利益のために
消費者の需要を満たします。
(これはまぁいいよね)


でも一方で
利益のために
経費削減・コストカットもします。

(経営者にとって労働者とは商売のための道具なので)

結果、

コストカットされると
働く人が辛くなるんですね。

賃金の引き下げ。

仕事量の増加。
雇用の不安定化。

などなど

仕事がより苦痛になります。



すると?


お金の価値が上がります。

仕事の苦痛が増す=金の価値が上がる。

同じ額を得るため
費やす労力が増えるから。


日給2万だったころは
仕事帰りに週2くらい飲みに行けた。
でも日給を1万に下げられた。



じゃあこの飲み代の3000円が
相対的に高くなり

かつ、飲み屋で味わえる快楽は同じ。

となると、あ、

今迄は週2で飲んでたのを週1にしよう。

ってなりますよね。


金の価値は増えた(稼ぐための労力が大きい)
のに
金を使って得られる快楽は同じ
なんだから


昔の若者より
今の若者の方が

金を使う喜びが減った
というのは、

給料が(現在だけではなく人生全体での)

減ったからです。


その分金が重くなり

相対的に快楽が軽くなった。



これがまさに


こうなるんですね。


この若者の給料が
1.5倍なら?
2倍なら?

同じことを言うでしょうか??




・・で、余計消費しなくなるというw




企業が儲けようと(経費削減)した結果

儲からなくなる(デフレになる)。

で、我々が節約した分、

企業はまた給料を減らすw