人定質問は大事という話(成人と偽った少年)
裁判の流れで最初に被告人に人定質問があり『氏名、生年月日、本籍、住所、職業』などが質問されコロナ禍ではマスクを取って顔を見せるケースもあるのが一連の流れとなっているが、これは刑事訴訟規則196条に定められていること。
被告人の情報として傍聴人には大事な儀式のようなものだが、昔~の昭和時代には替え玉を使ったり偽名や年齢を偽り前科を隠し服役する者が結構いた。その中には死刑囚などもいて、「いい加減なもんだな~」と昔の資料を見ていて思ったが、そんな中でもレアなケースを紹介したい。
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