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大阪駅御堂筋口でアニメ絵広告


以上、全て上掲Tweetより

 身体の部位を露出したり強調した女性像(特にアニメ絵)が公的な空間に掲示されていると、それを良しとしない方々がこのような形で写真をネット上に晒し、是非を問う(主に否を募る)ことを、僕たちは度々見かけてきました。

 先に僕の考えを述べますと、このようなイラストを公的な空間に掲示するのは基本的に好ましくない、です。
 アニメ絵の好きな人々、特にこの作品が好きな男性諸氏が、公的な空間でこのようなイラストを見せつけられますときっと発情を抑えきれないでしょう。絵の前で硬直したり、ニヤニヤと笑いながら眺め続けたり(昔は、このようなエロい絵の前で自慰にふける人すら見かけたりしました)と、そのような形で発情する人々を公的な空間で見かけるのは、大変につらい。

 何しろ元の作品に全く興味の無い僕にも、この絵のエロさはわかります。美しくてエロい、とても魅力的な絵です。だから、例えば何気ない日常の空間に、この絵が突然パッと飛び込んでくると日常が壊れてしまう。
 駅構内とは日常の極み、通勤や通学で利用する人々にとってはただ通り過ぎるだけの、とてもつまらない日常空間ですし、尾辻氏もそういう空間であるべきだと思われているのではないか。そういう、とてもつまらなくあるべき空間をこの絵は、破壊してしまうだけの力があります。

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 その意味で、尾辻氏などが抱く危機感も僕には理解できるのですがまた別に思うのは、既に日本には潤沢にエロスが溢れていて、この絵くらいで発情を抑えきれなくなる男性はどんどん減っている、ということ。
 これは僕の肌感覚です。 

 無修正ビデオが黄金と等しい価値をもった僕たちの学生時代とは違い、今の若者たちはXVIDEOSやpornhubをいつでも視聴でき、女性と付き合う前から女性器の構造や営みの手順を知り尽くしています。
 また、女性誌でも普通にSEX特集を組んでいますね。セックスやエロスは秘密のヴェールに包まれた神秘ではなく、ただの日常と化しつつある、

https://sax5.hatenablog.com/entry/2016/08/18/000000

 逆に考えると、このようなイラストが駅構内で掲示されているのは、日本では性の解放が進んでいる証とも考えられます。一般の人々はもはや、この程度ではエロスだと認識しない、ということです。
 性器の露出や抽挿など性行為そのものを描かない限り、さほどに興味をそそられないのかもしれません。

 どちらが現実に即した捉え方なのか。
 どちらが先の世を見通した考え方なのか。
 それはあなた方のお考えにお任せいたします。

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