試合に出ました。ノーギです。
JBJJF主催の全日本ノーギ選手権に出場してきました。最後にグラップリングルールで試合をしたのは確かMMAでプロデビューする前で、2015年のD-NETなのでもう9年以上昔だったみたいです。時が経つのは本当に早い。
今回は階級別と無差別の2カテゴリでのエントリー。
前回の日中対抗戦から早4ヶ月が経過してしまい全く試合が決まらないこの状況だったので久しぶりにノーギルールもやってみようと思い出場を決めました。
結果は階級別が3位、無差別級が優勝という謎の結果に(笑)
階級別カテゴリでは10人トーナメントで自分を含めプロシューターが4人も、そしてその内の1人、内田タケル選手にダースチョークを極められて負けてしまいました。修斗では2階級下の選手ですが柔術やグラップリングの試合だとこうして交わることもちょいちょいあります。タケルくんは自分が怪我明けでMMAに復帰した修斗で一緒にオープニングファイトで並んで試合をしたり、RTUのシーズン1にも一緒に出ました。
あの時よりもでっけぇなぁとか思ってたらでっかいだけじゃなくてひくほど強かったです。所属ジムのパラエストラ(現TBJ)の選手がほぼ全員極められるという噂を事前に聞いていたのでどんなもんかやってみたいと思っていました。そしてトーナメントで対戦してその力を肌で感じることができたのでよかったのかなと思います。(負けたから良くはないんだけど)
そんなわけで階級別は準決勝敗退で3位という結果でした。
気持ちを切り替えてオープンクラスに参加しましたが時間の読み間違いから近くのサイゼリヤで暴食をしている時にもうすぐ自分の試合が始まりそうなことに気づきました。急いでピザを詰め込んで会計をして走って会場まで戻りそのまま一回戦へ参加したのですが減量から解放されて自分でもびっくりするくらいパワーを感じました。
オープンクラスの一回戦、二回戦共に一本を取ることが出来たのはサイゼリヤパワーがあったからです。
(実は前日夜2.5キロ水抜きしてた)
準決勝はミドル級の優勝者で立技の強い選手でしたが自分のスタイルとうまく噛み合って6-0で勝利、決勝はデカくていかにも強そうな外国人でしたが立技でスタミナを削ってからトップで攻める作戦がうまくハマり最終的にはバックチョークで一本勝ちという階級別の負けっぷりが嘘みたいに感じるくらい上出来の内容でした。
そして会場で見ていた人にしかわからないのですが
階級別の一回戦で頭をカットしてしまうアクシデントがあり度々試合の進行を止めてしまったこと、大会主催者側や対戦相手の皆様にご迷惑をおかけしてしまったこと、深く反省すると共にお詫び申し上げます。
ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。
MMAの試合でもこんなカットをしたことはないのですがスクランブルの際に相手の歯が自分の頭に刺さったしまったようです。しかしこれはアクシデント、それも含めて試合ですので対戦相手は何も悪くありません。ちなみに一回戦で戦った瀬戸口くんもプロシューター、若くてガッツがあってとてもいい選手です。
傷自体は深くないのですが踏ん張ると頭から血が吹き返してしまい度々ストップとなってしまいました。
そしてドクターに止血をしてもらいテープで補強。
この日はずっとターバンスタイルでした。
先ほど病院で診察をしてもらいましたが傷は問題なく塞がっているのでこのまま保存療法でどうにかなるようです。もうカットはしたくない。
そんなこんなで色々ありましたが最終的にはオープンクラス優勝のおかげでスッキリとした気持ちで帰ることができました。
八王子という遠いところまでわざわざ応援に来てくれた人が沢山いたり、オープンクラスで自分と対戦してみたいからエントリーしましたと言ってくれる選手がいたり、出稽古行きたいですと言ってくれる人がいたり、試合を経て沢山交流ができるのが柔術やグラップリングのいいところだなと改めて感じました。多分MMAではこんなに打ち溶けられないので。
長々書きましたが今回の試合から得た教訓は
・当日計量で大幅な減量はしないこと
・内田タケル最強
以上2つです。
また柔術やグラップリングの試合にも挑戦しようと思います。
I appreciate it!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?