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北欧 #アイスランド 旅行記(10日目)〜首都レイキャビーク〜

いよいよアイスランドで過ごす最終日。悪天で、もし予定されていたスケジュールが遂行できなかった場合の予備日として設けた日。幸運にも予定した日程を全てクリアできたため、最終日はシルバーサークルという案もあったが、アイスランドのカルチャーにより寄り添うため、首都レイキャビークで過ごす事を決めた。

まず、アイスランドの伝統から着想を得た近代的な聖堂であるハットルグリムス教会。1986 年に建立され、高さ 73 m のタワーがあり、展望台で首都を360度眺めた。

朝食には、熱々のワッフルの上に、アイスクリームを乗せた地元のB級グルメ。寒いのにこれがまた身体に沁みる。

その後、アイスランドを代表するミュージシャンであるシガーロスのメンバー・ヨンシーとその姉妹が運営しているハーブとお香のお店、Fischersundを訪れた。

フレグランスをはじめとするこのお店の製品は、手作業で採取したアイスランドのハーブを用いている。

アイダーダウンの産地を訪れた際にも感じたが、アイスランドの厳しい自然の中で得られる恵み、そのひとつひとつへの感謝と愛、慈しみ。

それがアイスランドの人々の間で大切に紡がれ、様々に表現されているのだという実感が、今回のアイスランドでの旅の経験を経てひしひしと湧いてくる。

この感覚を日々の施術で、アロマセラピーのブレンドでどのように表現することができるだろうかと、智美も考えさせられる空間だったようだ。

午後は、市民の憩いの場、Nauthólsvík天然温泉で旅の疲れを癒しに行った。

ここの温泉での健康法の特徴は、温冷浴。45度の低温サウナ、39度の温泉、25度の海中温泉、-2度の海水を交互に入浴していき、身体の免疫システムをフルに活性化させるのがアイスランド流。

北極圏の流氷が流れて着く海水の入浴は、心臓が止まるかと思ったが、この温冷浴の効果だったのか、身体がずいぶんと温まり、疲れもスッキリと取れた。

熊谷温泉の源泉も20度近くで、真冬には外で放置していれば0度近くまで下がる。この経験も、今後の温泉療法の提供の仕方のヒントとなった。

締めには、アイスランド流の寿司を試してみる事にした。近海で取れたサーモンをベースにしたアイスランディックロールと、手長海老(ロブスター)の巻き寿司。

さすが素材は、超高級フランス料理屋がわざわざアイスランドの素材を輸入する程。創作料理も、アボカド、マンゴー、きゅうりなどの組み合わせが、マヨネーズとライ麦パンのくずソースと上手く絡み合って、これも中々美味しく、懐も温まった。

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