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絶対持つべき”視点”の価値観(就活生も使える企業研究の視点)

どうも大学生ライターのさっさです!価値観や考え方は人によって違うもの。しかし、意識するだけで自分の世界観が広がる方法があります。情報化社会を生きる我々は、あふれる情報をどう仕入れ、どう裁いていく必要があるのでしょうか。

「6人の盲人と象の物語」から学べること



まずはこちらをご覧ください。

ある日、6人の盲人が象を触ってその正体を突きとめようとしました。

1人目は象の鼻に触り、「象とは蛇のようなものだ」と言いました。

2人目は象の耳に触り、「象とはうちわのようなものだ」と言いました。

3人目は象の足に触り、「象とは木の幹のようなものだ」と言いました。

4人目は象の胴体に触り、「象とは壁のようなものだ」と言いました。

5人目は象のしっぽに触り「象とはロープのようなものだ」と言いました。

6人目は象の牙に触り、「象とは槍のようなものだ」と言いました。

それから6人の盲人たちは長いこと言い争い、それぞれが自分の意見を譲りませんでした。

 有名な「6人の盲人と象」のお話ですが、このお話から学べることは、

物事の本質を見抜くには全体を見なければ分からない

ということです。

6人の盲人が言っていることは、部分的には正しいかもしれませんが、全体像としては間違っています。単に感想を述べただけです。

例を提示しましょう。

近所に新しくケーキ屋さんが出来たため、お客さんに街頭インタビューをしました。
「リーズナブルでとても美味しかったです!」
「気持ちがこもっている味がして、これからずっと通いたいです!」
「え?あそこまだまだ3流よ。近くのミシュラン2つ星カフェの方が断然美味しいわ」

ということが起こりうる訳です。

自分が見たり感じたり、他人から聞いたりしたことは、全体のほんの一部に過ぎない訳です。少し有力な情報を得られたからと言って、それに大きく左右されないこと。影響されやすい人は要注意です。

定量的な情報を集めろ

定性的な情報をつい言ってしまってませんか?定性的な情報も時には必要ですが、僕は定量的な情報の方が具体的で良いと思います。

例えば映画を見終わった後、、、

「主人公が危機的状況でヒヤヒヤしたけど、最後はハッピーエンドで良かった~!面白かった!」

ではなくて、

「主人公が危機的状況でおれの心の中はヒヤヒヤ度100%やったけど、最後はハッピーエンドで主人公の演技力が90点と高かったから、感動出来た!ここ1年で見た映画の中では2番目に面白かったわ!」

のほうが具体的で良いと思いません?w(デートとかでこのセリフを言うと100%振られると思うので、やめておきましょうねw)

例が悪かったです。もう少し真面目な例を出します。

会社の会議等で、

「昨年よりも業績が伸びました。」

よりも

「今年は昨年に比べて業績が3倍になっていていますが、コロナ禍前の3年前に比べると3分の1です」

と言われた方が具体的で分かりやすいでしょう。

「今日は朝早く起きれた」と言うのではなく、

「いつも7:00に起きているのに、今日は1時間早く6:00に起きれた」

のほうが絶対に分かりやすいです。

定性的な情報ももちろん時には必要ですが、定量的な情報があるのにも関わらず、定性的な情報を使うことは信頼低下につながるのでは?と僕は思います。

就活生も使える企業選びの視点

この記事を読んでいる人の年齢層は、どのくらいの方なのかは分かりませんが、就活生も少なからずいることでしょう。

実際、僕も現在就活生。今までに説明会に参加した企業数は150社以上です。

150社以上見てきて思うことは、企業のWebサイト、説明会、社員1人と話しただけ等で、その会社を評価しないことが大切だということです。

私の経験談をします。都内人材会社の説明会に参加したとき、人事担当者の方の説明が「話につまりがあって下手くそだな~」と感じることがありました。「たまたま今日は体調が悪くて、うまく説明出来ていないだけなのかもしれない」と考えて、最後までしっかり聞くようにした結果、事業は将来性があって、自分の就活軸ともしっかりマッチしていました。他の社員の方と話したら、就活生一人一人に寄り添ってくださり、今では第二志望群くらいの企業になっています。

僕があのとき、たった一人の人事担当者だけの失敗で企業を評価してしまっていたら、せっかくのチャンスを逃していたことになります。

これは人に限らず、企業選びの一つ一つの要素全てに関わってくるでしょう。

1つ良い点、悪い点が見えたからと言って、企業評価を済ませてしまうのは、2流就活生です。

善し悪しを決めるのはしっかり知り尽くしてからであるべきでしょう。

まとめ

僕がこの記事で大切にしたいことはただ1つ。

適切な情報を多く仕入れ、的確な判断軸で情報を取捨選択しよう

です。

私は日常生活で「盲人と象」の話は頻繁に使用します。たった1つの情報を信じすぎないように、全体を見ようとする。

全体を見ようとして情報の倉庫がキャパオーバーしないように、取捨選択もする。これを徹底できている人は本当に凄いなあと思います。

今日は以上!!!

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