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うちのGalaxy Z Fold2はいつまでも強い

Galaxy Z Fold6が発表された。そして、また思うのが、やっぱりGalaxy Z Fold2で全然いけるなーということ。私はこの端末が大好きである。2020年にGalaxy Z Fold2を購入して、現在も愛用中である。使っていく中で、もっと軽くなればいいな、とか、もっと薄くなればいいなと、多少は思う。ただ、性能・機能に関しては全く不満が無い。
その主な理由は、そもそものFold2の完成度が高いこと、最新モデルのFold 6と比較しても、実用面でのサイズや性能面で大きな差がないことにある。いくつかの要素に分けて、なぜまだFold2が強いのかについて考えていきたい。

サイズが変わっていない

Galaxy Z Fold 2の展開時のサイズは159.2 x 128.2 x 6.9 mmであり、Galaxy Z Fold 6の153.5 x 132.6 x 5.6 mmと比較してもそれほど大きな違いはない。多少横広、薄型になり、サブディスプレイ利用時が普通のスマホに近づいたといえる。ただ、開いたときの「正方形に近い」という形状はそのままであり、使用感は変わらない想像できる。個人的には開いたときに横広になるような方が、動画視聴や読書といった自分の使用用途と合っていると感じるが、そのような変更がされることは無い。Pixel Foldが開いたときに横長になるので興味があったが、初代ということで完成度に疑問があり見送った。結局Pixel Foldの後継機もGalaxy Foldと同様の正方形に近いサイズになると噂されており、折り畳みスマホのスタンダートは結局正方形付近に落ち着きそうである。

漫画が読みやすいサイズ感と圧倒的な有機ELの画質。これがポケットに入れられる幸せ。

Fold2の時点で性能が高い

Galaxy Z Fold 2はQualcomm Snapdragon 865+チップセットと12GBのRAMを搭載している。この組み合わせは、2024年であってもゲーム以外の使用シーンにおいて十分な処理能力である。私が主に使用している、ウェブブラウジング、動画視聴などには全く問題ない。また、メインディスプレイの120Hz駆動等もこの時すでに搭載されており、基本的なFoldをFoldたらしめる性能はFold2の時点で確立されていたといえる。

(私の用途では)ペンを使わない

Galaxy Z Foldシリーズの唯一無二の特徴は、Sペンで手書き入力ができることである。ただ、個人的には別に手書き用の電子ペーパーを持っているのと、Sペンを端末に仕舞えない状態で別に持ち歩く運用を想像できないので、ペン利用可能なことが買い替えのきっかけにならなかった。

カメラが進化しない

カメラ性能の進化がなかなか無いというのも、相対的にFold2の立場を強めてしまう要因である。Galaxy Sシリーズはペリスコープレンズや高画素のセンサーを搭載し、年々カメラとしてのレベルアップを図っている。一方、Foldシリーズはそこの進化が遅く、ペリスコープレンズは頑なに導入されない。この状態ではカメラを目当てに買い替える、という意欲も起きない状態になっている。

広角、超広角、望遠の3レンズは最新のFold6でも変わらない構成。多少の画素数Upや望遠倍率UP(2倍→3倍)はあるが、もっとインパクトのある進化が欲しい。

アップデートが手厚い

Galaxy Z Foldシリーズは紛れもなくサムスンのフラグシップであり、その分力の入れようが違うなと感じる。あまり話題にならないが、OSアップデート含むアップデートが長期間提供されており、手元の端末のAndroidのセキュリティパッチレベルは2024/5だし、OSも当初のAndroid10から現在はAndroid13まで上げられている。
このような状態なので、結局今でも安心して使えてしまうのである。

直近でもセキュリティアップデートが継続されている。

たまにこういう当たり端末に出会えると嬉しい

私はガジェット好きなので、スマホの買い替え回数は平均より多いと思う。そんな自分が4年近くも気に入って端末を使い続けられることがうれしい。ただ、これは反対に考えると、買い替えたいと思えるほどの魅力を持つ端末が4年間現れていないともいえる。まだまだGalaxy Z Fold2を使い続けるつもりではあるが、もっとびっくりするような折り畳みスマホが出てきてほしいとも思っている。

今でも全く不案が無いヒンジ部。ただ、この折り畳み部からの故障報告も少なくはないので、自分は4年近く問題無く使え、当たり端末だったのかなと思う。

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