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nasneとAladdin X2 Plusでテレビ視聴環境をスッキリさせる

テレビを見る頻度が下がった。けれど、完全にテレビゼロにはできない。子供向け教育番組であったり、スポーツの中継はテレビで見ることもある。
一方、ディスプレイと呼ばれるものは家中にたくさんある。テレビの他に、PC、スマホ、タブレット。そのすべてがインターネットに繋がっていて、動画配信サービスを使って動画を楽しめる。
ただ、テレビだけは、テレビ線が繋がっているテレビでしか視聴できないことが、個人的にはストレスだった。テレビの配置が制限されるし、ささっとスマホで動画チェックできずに、テレビの場所へ移動しなければいけない。さらに言えば、普段スマホやタブレットで十分なのに、テレビを見るためだけにテレビを買わなければいけない。当然のことではあるが、家の外ではテレビだけは見れないことも不便。
この状況を改善すべくネットワークレコーダーという、放映中のテレビ番組やその録画データをネットワークにのせて配信できる製品を使うことにした。ついでにテレビをなくし、Aladdin X2 Plusというネットワークプロジェクターに置き換えたことによるメリットデメリットも述べる。

ネットワークレコーダーはnasneを選んだ(他社製品で失敗あり)

ネットワークレコーダーと呼ばれる製品は調べたところ、現行ではだいたい3つと思われる。

  • バッファローのnasne

  • ピクセラのxit airboxシリーズ

  • ioデータのRec-ON

2018頃、ioデータのRec-Onシリーズを使ったことがあり、直接テレビに接続しての、レコーダーとしては問題なかったが、ネットワーク配信(もしくは視聴用アプリ)がかなり不安定で使いづらかった。当時からnasneの評判がよかったからそちらを選べばよかったが、nasne自体が2012年発売の古い製品だっため、敬遠してしまった。
そして2023年、再度ネットワークレコーダーを探すにあたり、今回は安定性で決めようと考え、評価の高いnasneを選ぶことにした。nasneはシングルチューナーだったり、書き出し用機能が別料金だったり、スペックと価格を比べたとき、コスパが良いとは言えない。しかし、結果としては、動画視聴をする上で一番大切な安定性という点で大満足であり、今から買うとしても、おすすめしたい。

テレビの代わりに選んだのがAladdin X2 Pjlus

nasne運用にして、TV不要になったことで、代わりに選んだのが、Aladdin x2 plusという、シーリングライト型プロジェクター。これを使うことで、リビングにTV線も電源コードも無い、すっきりとした動画視聴環境を作ることができた。
ただし、nasneは有線LANにしか対応していないため、何らかの手段で、無線化する必要がある。我が家では、nasne対応を明言している、バッファローの有線→無線LANの以下アダプター(無線LAN子機)を使用している。

側やの配線。TV線がつながっているのはnasneだけで、それを視聴する端末は全てWi-Fi接続となっている。
暗くて見難いが、画像の左上に丸く見えるのがAladdin X2 Plus。これが完全にリビングのTV替わりとして稼働している。配線が全く無く、すっきり。prime videoやNETFLIX等も本体で見られるので、リビングの映像端末としてピッタリと感じる。
torne mobileアプリでスマホやタブレットでも視聴出来る。アプリも動画も安定して満足度は高い。

屋外でも安定してTV、録画動画が見られる(ただし、楽天モバイルはNG)

nasne運用にして、予想外に良かったのが、屋外でも安定してモバイル回線でnasneから動画が見られること。録画した動画はもちろん、放映中のTVも見られる。ただ、1点注意なのが、楽天モバイル回線ではなぜか視聴できなかった。自分の持つ他の回線(Linemoやahamo、iijmioのau回線)であれば、問題なく視聴できたので、これは楽天モバイル側の問題と思われる。
また、録画予約等も出先からできるので、こちらも地味に便利。

モバイル回線(=屋外)でも、接続に少し時間はかかるか、動画が開始された後は快適に視聴できる。個人的にあまり期待はしていなかった機能だが、家にいなくても好きにTVが視聴できるのというのは精神的にも楽になった。

テレビのヘビーユーザではないからこそ、nasne環境が良い

nasneはシングルチューナーであることから、同時視聴や、TVを視聴しながら裏で録画などの運用ができないのは欠点だ。一応、nasneを複数台買えば同時視聴や裏録画が可能だが、出費がすごいことになる。
逆に、自分のように、たまにTVを見たいというくらいの人にとっては、とても合っていると思われる。TVに執着がないからこそ、構えず、ふと見たいときにすぐ見れる環境があることで、楽に運用できる。


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