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活字中毒者の部屋

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【本の感想】北条秀司の『奇祭巡礼』

昭和から平成にかけて大活躍した劇作家の北条秀司の『奇祭巡礼』がこのたび淡交社から再刊されました。 歌舞伎愛好者の私にとって、歌舞伎の脚本も書いておられた北条先生はなじみの存在で、令和の御世に先生の本が再刊されるとは(泣)。 この本を読んで初めて知ったのですが、北条先生はお祭りが好きだったらしく、何冊かお祭りに関する本も出されていたようです。 私もお祭り好きなので手に取った次第。 ちなみに「奇祭」と銘打ってはいますが、取り上げられているお祭りをネタにして扱っているわけではない

家の近くに本屋さんがなくなってしまい困っている助けてくれ!!

私の家のそばには、子供のころからこのような感じで本屋さんが常にあった。 個人商店A、小規模店舗のチェーン店B、C、D(ただし文具メイン)→チェーン店B、C→チェーン店B、C、中規模店舗のチェーン店D→チェーン店D→チェーン店D、大規模店舗のチェーン店E→大規模店舗のチェーン店E 子どもの頃から活字中毒だったので、本屋さんと公営図書館のタッグで大変ありがたいことに本に困ったことはほとんどなかった。 …しかし、である。昨年Covid-19の流行とともに悲しい知らせがやってきた