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みなまで言うなの美学はいずこへ

キャッチ(場合によってはタイトル)には
大きく2パターンがあって、かつそこには好みがある。

例えば何か商品を紹介する場合。

その商品がどんな商品で、それを手に入れると生活がどのように変わるかまで伝わる「わかるテキスト」がひとつ。

そしてもうひとつは「え、それどういう意味?」と本文を読ませる「謎を含んだテキスト」。

個人的には、後者のほうがグッとくる。
前者の場合、もう本文読まなくていいじゃんって思っちゃうタイプ。

報道を含む文章は前者で、創作物には後者を選ぶのが適切なのかもしれない。

仕事をしていて「もっとわかるキャッチ」をなんて赤字を入れられると、
「私には、みなまでいうなの美学が…」なんて生意気を思ってしまう。

まぁこれは好みの問題なのだろうけど。
小説も歌も内容を読んで聞いてやっとタイトルの意味がわかるものが好きなんだなぁ。

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全部言っちゃうなんて野暮ってもんよ。
無粋っちゅうのはそういうこったい。

なんて思いながらも、
今夜はこれから「わかりやすいキャッチーなキャッチ」探しの旅に出なくては。

ちなみに私がつくっているものは報道的文章ではごぜぇません。


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