『別れは幸福』20190610

さあ私は睡眠を欲しているが今日もまた文字を打つというよりはPC画面に向かっているのだがそれはそれとして爪の裏には何があるのだろう爪の裏と言うのは爪と指の肉との間にあるものということだ手の指やら足の指やらの爪をはがしてしまったらいったいどんな光景が待ち受けているのだろうそれは人生でぜったいに見てはいけないもののような気がするそれはそれとして人と別れたあとのあの夜のさみしさときたら貴重なものだよるの静けさがいっそう耳に響き夜風は冬なら冷たく夏なら奇妙に温い自転車などでかけてもとぼとぼと歩いてもよいのだが友人と別れまた明日と挨拶を交わした後のあの静けさときたら一体なんなのだろうな人と楽しく話したという充実感ととも猛烈な寂しさと孤独感がこみあげてくるが私はあの感覚が非常に好きだ、愛している。あれを音楽などで打ち消すなどもってのほかだもったいないじゃないかあの世に稀な静けさを消してしまうとはそんなに世の人々は沈黙と孤独を恐れているのか?私は沈黙を恐れない。静けさは幸福感を私に与えてくれる私は静けさが好きだ私はそのまま歩き出していく深い森の中を迷い込んでしまったようだそのうちに誰かがやってくるのだが残念ながら顔を覚えていない申し訳ないな全ての人が会うたびに自己紹介をしてくれたらいいのに自己紹介というのは楽しいのにひとりにつき一回しか味わえないというのはなんだか寂しくないかもっとやるといいけれども旧友の自己紹介など改めて受けると笑ってしまいたくなるものがあるおや申し訳ないタイマーの音を出し忘れていたよ

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