刺し子研究家しおり

刺し子はなぜ手芸のひとつになったのか。 「日本の刺し子」を知りたいけれど図鑑などが見つ…

刺し子研究家しおり

刺し子はなぜ手芸のひとつになったのか。 「日本の刺し子」を知りたいけれど図鑑などが見つかるわけでもなく月日が流れ…コロナ禍のおうち時間をきっかけに自ら研究を始めました。

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刺し子半纏は火消しのコスチューム

熱い炎に立ち向かう火消しの身を守った刺し子の半纏複数枚布を重ねるのは補強のためだけでなく、火傷しないよう被った水を含む役割もありました。 江戸の刺し子はちょっと別物で家事のひとつではなく職人の仕事だったそうです。 まるでヒーローコスチュームみたいですね。 #刺し子雑学 #火消し半纏 #刺し子半纏 #江戸の火事 #ルーツはリユース #古き良き文化

    • 刺し子はリサイクル術

      刺し子は「布を再生する技の総称」長く使い続ける生活の中から必要に迫られて生まれた技法が刺し子です。 飛鳥時代頃から続く長い歴史があります。 以来、重ねて補強することで布が強度を取り戻すとともに、重ねた布に空気の層を作り寒さから体を守る保温にも役立てられました。 仕事着も布団もとにかくツギハギして、布を大切に使うのは昔は当たり前のこと。 小豆三粒包める大きさあれば継いで使ったそうです。 SDGs達成の「つくる責任 つかう責任」に刺し子は貢献できるのではないでしょうか。

    刺し子半纏は火消しのコスチューム