3月27日産業医からのメール

今日は朝から晩までほぼ絶え間ない会議。そして、その後は立食での懇親会。

そこで、マッチョイズム満載で、マンスプレイニングがひどく、俺は休日は子供のことを全部やっていて、奥さんのことを自由にしている、とか言っていて、何でも俺はわかってる、お前らのことを思って言っているんだ!、という感じで話してくるおっさんから、「お前は凄い男尊女卑しそうだよな」とか言われる。ガーン、、となる。それはイメージとしてなのか、実際にそういう挙動があったのか、ちょっとわからないが、心の片隅に委ねておいて、少しずつ考えなくてはならない。このおっさんは、どうせまた偉そうな講釈をし、結局は自分の話を繰り広げるだけなので話したくないが、話す機会があれば、聞いてみることにしよう。

少し酔っ払っていたが、懇親会の後、今日やっておかなければならない仕事をする。職場で一番偉い人が僕の近くに来て、お疲れ、というので、率直に今の職場の状況は自分も、そして自分以外も不安をいだいており、アルコール抜きで中堅層やベテラン層と話して欲しい、と伝える。この職場には組織をどう作っていくか、人をどう育てていくのか、立ち返るような根本の方針がなく、適当に、偉そうな人達が組織開発や職場の実態について認識も共有もしないまま、思い込みで、勉強もせずに、勝手に決めていく。

ここで変えなくては、この職場は終わると思うので、できるだけ動いてみることにする。大学院の人的資源の教授が言っていた「人事はやる気のある、やりたいひとがやるべき」という言葉を反芻する。しかし、僕は過去に賃金制度の設計に携わったときに、制度の基本理念を作ったのだがそれがすぐに雲散したことを記憶していて、だから期待はしない。

辞めるか、辞めないか、を考えるときにいつも去来するのは、僕は裏切ることになるのだろうか、ということだ。世話になった人をがっかりさせたり、怒らせたりするのかな、と。

産業医からメールが来る。ストレステストの結果、あなたは高ストレッサーだから、面談に来てください、とのこと。産業医と面談して、何かこの職場が変えられることがあるのだろうか、今日はメールを返信できなかったのだが、まずはそれを聞いてみよう。そうであれば面談に行ったほうがいいなあと思うが、そうでないならばわざわざ半日休んで行くことはない。その半日にできる仕事のほうが、大切だ。

今日も職場を最後に出る。

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