4月6日

ホテルでは大概眠れない。朝4時半には目が覚めてしまった。結構お酒を飲んでいたからたくさん寝ていられるのでは、という期待感も簡単に裏切られた。いつもは市販の睡眠導入剤を持っているのだが、今日は忘れていた。

本当は7時台の電車で帰ろうと思っていたのだが、もう朝早くに起きてしまったので5時台の電車で帰る。移動中はアマゾンプライムにあった「ノースハリウッド」というスケボー映画と、途中まで見ていた「サマーフィーリング」を見終える。「ノースハリウッド」はよくあるベタな映画という感じで、ただの暇つぶし。スケボー映画なら、「mid90s」とか「ロード・オブ・ドッグタウン」とか、ドキュメンタリーだけど「行き止まりの世界に生まれて」の方が良かった。スケボー映画とは青春との親和性が著しく高いものだ。

「サマーフィーリング」はとても良かった。自分が持っているフランス映画への感慨、読後感が満たされるものだった。 

家に帰ったのは10時過ぎ、そこからダラダラとお風呂を洗ったりトイレを洗う。妻と次女は約束していた会合に行き、家には長女と長男の3人となった。家に居続けても仕方ないので、駅前に出かけ、ぶらぶらする。最近はガチャガチャのデパートみたいのが流行っていて、そこに行きたいというので行ってみると、ジョジョのガチャガチャがあったので、長女と長男は自分のお金で2回ずつ回していた。僕の幼少期よりも、確実に金を使う娯楽が多いような気がする。小さいときからこんなにお金を使うことで喜びを得られる癖や、もしくはYouTubeやSpotifyみたいにお金を使わなくても得られる快楽が溢れすぎていて、はてこの子達は自分の本来の欲求みたいなものに手を届かすことができるのだろうかと不安になる。

妻と次女が渋滞のためになかなか帰ってこられず、夕飯を適当に作る。

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