2023/05/15 減・量

実は去年の10月くらいからダイエットをしていたんですが、結果半年で20キロの減量に成功しました。1ヶ月経っても体重をキープできているため、成功ということで備忘録としてこれを書いています。過去の出来事って残しておかないとすぐ忘れてしまうので…。

始まりは唐突に、やんわりと

減量を始めたきっかけはなんだっただろうか。自分の写真を見るたびにこいつ顔回り肉つきすぎだろと感じることだったり、入るズボンが少なくなってきたり、体重が3桁に乗り落ち着きを見せ始めたことだったり、小さなことが積み重なった末の行動だった気がする。決断と呼ぶには気合いも計画も伴っていなかった。スターターピストルが鳴り、一拍置いてからジョギングのペースで走り始めるくらいのスロースタート。それでも強いてきっかけを挙げるとすれば、9月末に行ったフォロワーとの相撲観戦の帰り際、「年末までに5キロ痩せとくわ!w」みたいなことを適当に口に出したことかもしれない。そのフォロワーとは年始にも会う予定があり、そろそろ良いとこ見せちゃいますか~くらいの軽いノリで俺のダイエット生活が始まった。その時の俺は1ヶ月半で10キロの減量に成功してしまい想像以上に興が乗ってしまうことをまだ知らないのであった…。

思わぬ順調ペース

上に書いた通り1ヶ月半で目標の2倍も体重を減らしてしまった俺は結構調子に乗りダイエットを継続していたが、俺の適当な計画でも体重はすんなり減ってくれた。開始3ヶ月時点で15キロも減らしてしまい、こーれ余裕です!wとふんぞり返ってゲラゲラ笑っていた。そこからつらい道のりが待っているとも知らずに…。
一口にダイエットと言っても様々なやり方があると思うのだが、俺は主に食事制限で体重を減らしていた。というかほぼそれだけだった。後にエアロバイクを購入するのだが、1、2ヶ月は続けるもののもう乗らなくなってしまい、今では哀愁を漂わせ部屋の隅に鎮座している。邪魔だからはよそこどけや!
食事制限と言ってもそこまで厳密なものではなく、自分で用意する食事では糖質・脂質をなるべく摂らないようなメニューにしていただけだった。ダイエット期間中は鶏胸肉、豆腐、キャベツの千切り、ノンオイルドレッシングで俺の食生活は回っていた。この味気ない食生活をひたすら続けていても案外日々は乗り切れるなという気づきが今回の一番の収穫かもしれない。今まで自分で作る食事は油でギトギトしていたので。
糖質を制限すると言っても俺のソウルフードであるところの白米だけは食べ続けた。一応ダイエットだしな…と泣く泣く食べる量を減らした結果、より白米への執着が強くなってしまう話はスピンオフにご期待ください。
それとこれは不健康なので俺のブログを読んでダイエットを始める酔狂な方にもマネはしないでほしいのですが、休みは昼に起きて2食で済ませるというのが一番効果的でした。次の日の体重が目に見えて減るのでモチベの維持と一石二鳥。楽しい。
そんなこんなで順風満帆だった減量生活にも陰りが見え始めたのが年末年始。-15キロ付近で停滞期が訪れていた。そこから何をしたかと言うと、特に何もしなかった。日々変わらぬ体重計の数値にもめげず愚直に今までの生活を繰り返していたらいつの間にか5キロ減っていた。おおよそ初めの3ヶ月で15キロ、残りの3ヶ月で5キロ痩せたことになる。前半が順調すぎた分、後半の停滞期が結構キツかった。こういうところで過去柔道をやっていた時の減量経験が生きたかなと思う。食べなければ痩せる、それがダイエットの答えなのです。

なんかズボン全部ダボダボになって草

痩せたメリットとしてはやっぱり家で眠っていたズボンが全部入るようになったことかな!ウエストもそうだけど太もも周りがマジでスリムになった。体重3桁の域にくるとXLですら持て余す(?)ようになっていたので服を買うのにも困らなくなった。肩幅デカいのは変わらないけど。リバウンドしたらまた着れない服が増えていくと思うと少しだけやる気が出てきます。
あとはシンプルに「痩せたねえ!」と声をかけられることが努力を認められているようで嬉しかった。さすがに20キロも痩せると毎日顔を合わせる職場の人たちも体型の変化に気づくようで、ダイエットが終了して1ヶ月くらい経った今でもたまに言われる。これは普段ツンケンしてる俺との会話ネタがこれしかないだけかもしれないけど。趣味も価値観も合わない他人って基本会話したくないしな!

努力の果てに、不条理な世界を見る

そして迎える健康診断。前回の健康診断では「内臓脂肪型肥満」と明記され、怒髪天を衝くとはこのことかと身をもって感じました。なんでキレてんねん。
健診当日は体重計の数値を見てウキウキで帰宅したものの、改めて結果が入った封筒を前にすると不健康ダイエットのせいでなにか悪影響が出てないかと少し心配になりました。紙を切る感覚を手掌で確かめるようにゆっくりとそれでいてしっかり封筒へとハサミを入れていく俺。中身を取り出し恐る恐る結果を見るとそこには

「過体重」

の3文字がミミズののたくったような字で記されていた。

オイマジでふざけんなよ。数値見れば俺の努力わかるよね?大変よく頑張りましたのスタンプくらい押しといてくれてもよくない!?

どうやらまだ肥満の域を抜けていないらしい。適正体重から+13キロってどういうこと?こんな世界間違ってんだろうが。
こうして永瀬の過酷なダイエット生活はまだまだ続く…。誰がやるかよバカが。


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