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1番近くにいた友達

この前、大好きな友達と会った。

その子とはマンションが一緒、小中学校が一緒、別の高校でも学校の最寄り駅が一緒だった。

そのあと私は大学、その子は専門学校に通って、学校の最寄りが数駅しか変わらない場所にあった。

進路が違ってもいつも近くにいる友達だった。

その子は仕事を始めて、そして引っ越して少し遠くに行ってしまった。

私はアイドルを始めて、お互い忙しくてなかなか会えなかった。この前会ったのも約1年ぶりだった。

「こんなに仲良いのに1年も会えなかったなんて、もう賞味期限だよ!」と話した。


普通、友達でも「ここは考え方が違うな」とか「ここは分かり合えないかも」っていうところが少しはある。でも、その子とはそういう部分すら1つもなくて、一生共感し合える。



金銭感覚が更新されないまま、その子と会うときはいつもサイゼリアでミラノ風ドリアを頼んでいた。

でも、この前は始めてサイゼリアじゃないところでご飯を食べた。少しランクが上がって、ココス。笑


ドリンクバーの種類が豊富で、たくさん話して乾いた喉に毎回違うドリンクを流し込んだ。

会ってない間にその子は、コーヒーを飲めるようになっていた。


相変わらずくだらないことしたり身内ネタで笑ったりしていたけれど、お互い少しずつ大人になっていくのを実感した。


私が自分たちの曲を聴くと、気持ちが昂って、切なくて、なんとも言えない気持ちになることも「そうなるよね!」と先に言ってくれた。


とにかく言ってもないのに何でも理解してくれる。

なんて素敵な子なの( ; ; )


お互い忙しくて会えなかった分を埋めるように、たくさん会う予定を立てた。


出会えてよかったなぁ。

これからも私はたくさんの人に出会うかもしれないけど、本当に大切な友達はひと握りなんだろうと思う。

それと同時に、世の中こんなにたくさんの人がいるのにひと握りの人しか分かり合えないと思うと不思議な気持ちになる。

私が分かり合えないたくさんの人にも、分かり合える大切な友達がいると思うと、もっと不思議な気持ちになった。










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