不一致スイッチ

OH 何の気なしな話題を
秋の夜更けに気長にと
柄にもなく深く息吸い込み
性分じゃないけれどもスイートに
スロウ、メロウなフローで囁きたい
こちとら星空みたいに輝きたいのに
ふとした事から曇り眼な
アナタに掛けるちょっとの言葉が
ポケット探っても見つからない
悩み抱えているのはいつからだい?
手持ち無沙汰で無理に塞ぐ唇は思いの他にカサカサに
渇ききってる 喉の奥の奥の方を掻きむしりたい「知りたい」

頬杖をついた
ふいにこの胸疼いたのさ

気持ちは

『不一致』でまるで
切り替えられない
『スイッチ』ね手探りで
探すけれども『無意識』ね
眼を逸らす 手を離す

木の葉を踏み締め
その場は二人でやり過ごして
こだわりもなきゃ 木枯らしの中
野ざらしの薔薇のよう
尖らした言葉のバランスは
幸か不幸か 不器用なもんだな
飽和しようか気持ちの本棚
整頓出来ずに今夜は
徹夜で朝は寝坊だな いやはや
大事なことほど灯台下暗し
大丈夫か この頃 どうだいこの暮らし
またもや僕らは朝モヤの中
どちらからともなく元の木阿弥に
それじゃいけないことくらい
解っているんだ 心、鬼にしてお悔やみ

頬杖をついた
ふいにこの胸疼いたのさ

気持ちは

『不一致』でまるで
切り替えられない
『スイッチ』ね手探りで
探すけれども『無意識』ね
眼を逸らす 手を離す


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