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「また新種変異株」 インドで新変異株「デルタプラス」を確認。 従来のインド株よりも感染力強化 日本にも到達 ➠「東京2020大会」最大最悪のリスクは、「選手村のクラスター」だろう。人がやることにはミスはつきもの

「また新種変異株」 インドで新変異株「デルタプラス」を確認。 従来のインド株よりも感染力強化 日本にも到達 ➠「東京2020大会」最大最悪のリスクは、「選手村のクラスター」だろう。 人がやることにはミスはつきもの
 ニューズウイークの報道によると、インドの保健省は新たな変異株「デルタプラス」を確認したと発表した。
昨夜の既に日本でも6人が確認されている。
 いかに水際対策が甘いか分かる。

 インド変異株であるデルタ株からさらに強化されたタイプで、デルタ株よりも感染力が高まっていると報告されている。
 今のところ、報告数はマハーラーシュトラ州の16例となっているが、これまでのデルタ株(インド株)よりも、かなり感染力の強いと見られており、既に水面下でもっと広がっている可能性があるとインド当局は警戒を呼び掛けている。
 元々、デルタ株がワクチンや治療薬にも強い能力を持っていたことから、それに強力な感染力が追加された「デルタプラス」は今のワクチンを交わす可能性も指摘されており、非常に厄介となる可能性が高い。

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【ゆるい水際対策で、五輪で「デルタプラス」を含めてどんな変異株が入ってきるか分からない】
 19日には「東京五輪のウガンダ選手団」が入国した際には、陽性者が1人出たが、空港で他の濃厚接触者認定することなく、残りの8人がホストタウンの大阪府泉佐野市で事前キャンプ地に入った。その後、更にその8人の中から、陽性者1人もでている不祥事が起きたばかりだ。

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この不祥事に対して、丸川珠代五輪相が22日の閣議後の会見で「空港検疫に問題ない」と驚きの発言をしている。

無責任極まりない発言である。 
これから、続々と世界から選手団等が入国してくる。 こんな、ゆるい「水際対策」を続けている限り、このような変異株が国内にドンドン入り込んでくることになるのではないか。


【インド、新たな変異株「デルタプラス」確認 感染力さらに強く ニューズウイーク 2021年6月23日】

 インド政府は22日、新型コロナウイルスの新たな変異株「デルタプラス」を「懸念される変異株」に指定した。
 保健当局は、マハーラーシュトラ州でデルタプラスが16例確認されたした上で、デルタプラスは感染力がさらに強いと警告。
各州に検査強化を指示した。
 モディ首相は今月、国内メーカーの全ワクチンの75%を連邦政府が買い上げ、無料で州政府に配布すると発表した。
1日での接種がこれまで最も多かったのは4月5日の450万回だったが、その後はペースが大きく鈍り、平均で300万回を下回っていた。
 専門家は、12月までに成人9億5000万人に接種する目標を達成するには、1日1000万回の接種が必要と指摘している。
現状で2回目の接種も済ませた人はインドでは5%に満たない。

【変異株「デルタプラス」、日本でも 感染研が集計、少なくとも6件 共同通信 2021/06/24 20:09配信】

インドで最初に確認された新型コロナウイルス変異株のうち、感染力が強く要警戒とされる「デルタ株」を巡り、これに新たな変異が加わったタイプが24日までに、日本でも確認されていたことが分かった。海外では「デルタプラス」とも呼ばれており、日本の国立感染症研究所の集計によると、少なくとも6件が報告されている。  感染力などデルタプラスの特徴は明らかになっておらず、厚生労働省の担当者は「情報収集を進めている」と説明。デルタ株の一種として監視しているという。
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Twitterの反応ーー。


【東京にリバウンドの予兆、五輪「有観客」暗雲 インド株、人出増受け 西日本新聞 2021/06/24 21:37 】

 ここ数日の東京都の新規感染者数を見れば、明らかに、リバウンドではなく「5波突入」ではないか。
 23日に619人、24日も570人を数えて増加傾向が顕著となり、前週の同じ曜日を5日連続で上回った。開幕まで1カ月を切った東京五輪について、政府と大会組織委員会は今週、上限を1万人などとする有観客開催を正式決定したが、早くもそのシナリオに暗雲が垂れこめている。
 国立感染症研究所も23日、感染力が従来より2倍程度強く重症化もしやすい「インド変異株」について、首都圏1都3県で既に新規感染者の17%に増え、7月3日には40%まで置き換わる試算を公表している。
 これに、国内でも感染者が確認されている「デルタプラス」が加われば更に、加速する可能性があるだろう。
▼国立感染症研究所のこの先の東京都の感染者予測での試算
(※インド株の影響が少ない場合で、人出と五輪の影響での試算であるが、今の時点では人出は15%を超えてるし、インド株はもう10%入れ替わっている)

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都内は宣言期間中から、人出が上昇カーブを描き、感染リスクに直結する人と人の接触機会が増えている。都医学総合研究所の解析によると、主要繁華街の昼間と夜間の滞留人口は5月の大型連休明けから増え続け、直近ではやや落ち着いてきているものの「3回目の緊急事態宣言前の水準に近い」。今後、1週間の新規感染者数が前週比1・2倍増のペースで推移していけば、東京五輪が開幕する7月23日ごろには、1日千人近くになるとの推計もある。政府はワクチン接種の加速に注力しているが、希望する全国民に完了する目標時期は10~11月とまだ遠い。
ーー以下略ーー


東京五輪最大のリスクは、事前キャンプ地と7月13日開村の「選手村クラスター」ではないか
 始まればお祭り好きの日本国民は盛り上がるに決まっていると、どこかの為政者はほくそ笑んでいるのだろうが、そんな思惑とは裏腹に「東京2020大会」は史上最悪の後味を残す大会になりかねない。
 これから、事前キャンプに海外から選手団が入って来る。上記の丸川珠代五輪相のような認識では、ウガンダ選手団と似たようなケースが起きかねない。五輪担当大臣がこのような認識では、水際対策強化も期待できない。

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問題は、7月13日開村に向けて一気に入ってくる人を水際で防げるか? 見逃せば「選手村」でのクラスーになりかねない
 選手村は一つの町レベルの規模である。用意されたベッド数は1万8000。もちろん複数名による相部屋だ。選手村と競技場の間はバブルで包み込めても、選手村の中ではそうはいかない。いくらダイニングやカフェにアクリル板を設置したとしても、隙はそこら中に発生する。おまけに選手村では夜の営みも盛んだという。 国際交流を規制する手立てはないのだ。
 バブル方式を強調しているが、東京都には市中感染者がいる、しかもインド株、デルタプラスも増えてる可能性もある。 バブルに穴がある場面は沢山あるだろう。 例えば、選出の出迎え、移動のバスの運転手、選手村での清掃や食材搬入などなどあらゆる場面で空気感染の可能性がある。

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【仮定の話としておこう。選手村で感染者が出た場合、濃厚接触者の範囲をどうするのか】
 ウガンダ選手団の事例のように、同じ航空機に搭乗していてもセーフという不可解な五輪特例がまかり通るのでは、感染範囲を小さくして感染拡大を矮小化して見せても、ウイルスは勝手に広がっていくだろう。つまり、バブル内で感染爆発が起きる事まで想定しているのか?
 選手村でクラスターが発生したら、大会自体が中止に追い込まれかねないだろう。
 つまり、「東京2020大会」最大最悪のリスクは、「選手村のクラスター」だと思う。人がやることにはミスはつきものである。
 菅政府や組織委員会、そして東京都にリスクへの備えと、覚悟は果たしてあるのか。 後味の悪い大会にならないことを願うばかりだ。

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