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きのう10月17に「衆院選2021 ネット党首討論」岸田政権は一体何をやりたいのか? ⏩「嘘つきの安倍」、「説明拒否の菅」の後は、ダラダラ話でごまかす岸田総理 判断材料に乏しい有権者は戸惑うばかり

【きのう10月17に「衆院選2021 ネット党首討論」岸田政権は一体何をやりたいのか? ⏩「嘘つきの安倍」、「説明拒否の菅」の後は、ダラダラ話でごまかす岸田総理 判断材料に乏しい有権者は戸惑うばかり】
  衆院選の公示は19日に迫る中、きのう10月17、ニコニコ動画が「衆院選2021 ネット党首討論」を実施した。
 各党の党首がインターネットの討論会に出演し、議論を交わした。
一番時間を注いやしたのは「経済や財政政策」であったが、
 現政権の岸田総理の話が、「何をやりたい政権」なのか? ぼやけ、具体性もなくハッキリしなかった。
 総裁選で訴えた政策が、自民党の衆院選公約からすっかり消えて、富の分配を目指す「新しい資本主義」の中身も理解できなかった。唯一の具体策だった「金融所得課税の強化」は総理就任早々に封印し、「分配政策」の柱に据えた「子育て世帯の住居費・教育費支援」や「令和版所得倍増」も公約から抜け落ちている。
 一方の、野党4党は、「基本的に市民連合」との公約協定が柱になり、その独自性もあるが、「具体的な政策」を訴えていたとヒイキ目ではなくても明らかに、岸田自民党との対立軸を示していた。
 これじゃあ、総裁選から続く一連の流れの中で「嘘つきの安倍」や「説明拒否の菅」手法を踏襲してるだけだ。視聴者にもそういう印象を持ったようだ。

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【各党党首 ネット討論会出演「経済や財政政策」を主張 経済・財政論論NNN12021/10/18 1:06】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a25d9c9fcf816703c65d1b5e92c7ca2d50ea654c
 衆院選の公示が19日に迫る中、各党の党首がインターネットの討論会に出演し、議論を交わした。各党が主張に最も時間を割いたのが、経済財政政策だった。
自民党・岸田総裁:「賃金を引き上げることをしっかり考えていかなければいけない。成長と分配の好循環を実現することで、豊かなこの社会経済対策を進めていきたい」
立憲民主党・枝野代表「アベノミクスで恩恵を受けた株を持っている方や、一部の大企業、法人税や所得税などの負担相応にお願いをして、そのお金を所得の低い人たち、あるいは医療介護、子育ての支援の仕事に従事している低所得者の皆さんに向ける」
共産党・志位委員長「規制緩和を進めてしまって非正規を増やしたために、その矛盾がふき出した。人間らしく働けるルールを作る。最低賃金は時給1,500円に引き上げ、消費税は5%に減税する。暮らしを応援して経済を良くしていく」
れいわ・山本代表「皆さんの賃金が下がりっぱなしの中で、企業は経常利益3倍、株主は6倍の配当を受け取っている。これらを変えていく必要がある」
社民党・福島党首「重要なのは雇用の立て直し。最低賃金1,500円以上、4割になった非正規雇用に歯止めをかけ、正社員化への道をつくり、雇用の安定を図る」
まあ、中身を見て、個々が判断してほしい。
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【“ニコ生”で「ネット党首討論」経済・財政論戦 (2021年10月17日)(2:30秒にまとめ)2021/10/18アップ


【 「嘘つきの安倍」、「説明拒否の菅」の後は、ダラダラ話でごまかす岸田総理という印象は拭えない】
 自民党が衆院選に向けて公約を発表したが、岸田文雄首相が総選挙で看板に掲げていた「令和版所得倍増」をはじめ、「健康危機管理庁の創設」「金融所得課税の見直し」「子育て世帯への住居・教育費支援」などの政策が、ものの見事に消えてしまっている。
 このことは、土曜日のTBS「報道特集」でも、暴露された。
【膳場貴子アナ「安倍・菅政治の責任から逃げないで」報道特集Dappi追及の総括で デイリー 10/17(日) 21:06】
https://news.yahoo.co.jp/articles/01cb61dece8e8e4eea5358fb617ae54809c34e32
 膳場貴子アナウンサーが、キャスターを務める16日放送のTBS「報道特集」に出演。19日に公示、31日に投開票を迎える衆議院議員総選挙について「安倍・菅政治の責任から逃げないでほしい」と指摘した。この日の同番組では、ツイッターの匿名アカウント「Dappi」に注目。これまで自民党政権を強く支持したり、野党を非難する投稿が頻繁に行われていた。しかし、立憲民主党の小西洋之参議院議員が自身に関するDappiの投稿が虚偽だとして名誉毀損(きそん)で提訴するために、プロバイダーに発信者情報の開示を請求。都内のウェブ制作会社が法人として回線の契約者だったことなどを報じた。
ーー以下略ーー

こういう、報道もあった中で、果たして「昨夜の党首討論」を見て、世論はどう感じたのだろうか?
 この討論を受けて、ネットでは #安倍菅の継承の岸田  というタグが起きている。

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Twitterの声ーー。

ーー以下略ーー

【折しも、選挙直前で与野党代表を集めた「党首討論」を、ニコニコ動画が配信した 具体性のない「安全な話」にしか聞こえない】
 岸田首相は以前から「岸田は話がつまらない」と自民党内でも言われてきた人物だが、話がつまらないのは別に悪いことではない。それも個性である。 やはり、穏健派の影響があるのかという印象がある。
 そもそも、「真摯な政策論争はけっして万人が面白いものではない」し、例えば、橋下徹のような攻撃的・刺激的な話で大衆に迎合したり扇動しようとする政治家の話は面白いかもしれないが、まったく信用ならないものだからだ。
 しかし、岸田首相の場合は、何を伝えようとしているのか、まったく見えない感じがした。
 以前、テレビで党首討論が放送されると、Twitter上には「岸田さん具体性がなくて、何言ってるか分からなかった」「岸田総理全然具体的な話しねーな」こんな声がネットで溢れ返ったことがある。

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【小川彩佳に「具体的に簡潔に」と言われても、具体性のない話を延々語った岸】
 たとえば、14日の『news23』(TBS)で放送された党首討論でのこと。小川彩佳キャスターは「若い世代が出産・育児がしやすくなる社会をつくるにはどうしたらいいのか」と問いかけ、「具体策を簡潔にお答えいただければ」と前置きした上で岸田首相に回答を求め、岸田首相はこう答えた。
 「はい。若い人たちが、この、家庭を持ち、子どもを育てていく、こうした希望を持てる社会をつくっていく。これはあの、少子化問題、あるいは人口減少問題、我が国のこの大きな課題のなかで、大変重要な取り組みです。そのためにどうしたらいいか。
ーー中略ーー(かなり長い)
若い人たちの子育てに対する不安をできるだけ解消していく。これがまず基本ではあると思います。それを基本にしながら、社会全体を変えていかなければならないと思っています」
 小川キャスターが「具体策を簡潔に」と前置きしたに、長くダラダラと話して、結局、この長い話のなかで岸田首相が挙げた具体策は「高等教育授業料の出世払い」だけだった。しかも、子育ての不安を解消するための「環境整備」「対策」の中身をまるで語っていない。岸田首相は「社会を変える」と言っておけば、国民が納得するとでも思っているのか?

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【「嘘つきの安倍」「開き直りの菅」➠「ダラダラの岸田」と言える。 手法は違っても国民に説明する姿勢がないのは同じだとうことだ】
 岸田首相の場合、息を吐くようにウソをついた安倍元首相、説明そのものを拒否して開き直った菅前首相のように横暴にはなりきれない。むしろ、安倍元首相をはじめ、いろんな勢力の顔色をうかがってさらに言い訳が長くなり、自分でも何を言っているのかわからない状態に陥ってしまうのでないだろうか? 人柄は安倍、菅よりも上だと思うが、これを「謙虚」と受け取ってはいけない。 国民に対して、具体策を話さないのは非常に不誠実でもあると思う。

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これまで私は、安倍元首相や菅前首相の詭弁や嘘に対して「騙されてはいけない」と警鐘を鳴らしてきた。
 しかし、岸田首相の場合、それ以前に、何を言っているのかを国民に理解されないのではないのだ。
だが、それは岸田政権が「無害」ということではない。
首相の意味不明なダラダラ話の裏で、3Aによってどんどん、歪めらて、国民不在の政策が進めていくのではないだろうか?



 

 








 
 

 


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