見出し画像

「官邸が調べて排除!」菅総理「6人の排除に関与し得る立場になかった」発言?➠「官邸の関与」をバラした菅氏

【「官邸が調べて排除!」菅総理「6人の排除に関与し得る立場になかったと強調」これはウソ!➠ 杉田副長官や和泉補佐官らが身辺調査を内調に指示し、6人を外してこの官邸事務方と加藤官房長と菅氏と協議した】
https://is.gd/mosUcT から
 菅義偉首相は9日、「日本学術会議の会員候補6人を拒否した問題で、会議側が作成した105人の推薦リストは「見ていない」と表明。
 「105人の推薦リストは見ていない。99人のリストになっていた」とし、「6人の排除に関与し得る立場になかった」と話した。
ならば何故、「総合的・俯瞰的に判断した」と発言したのか、完全に矛盾する。
【菅総理自身から「官邸」の関与を認める発言してしまった、愚かさで国民の多くは「官邸」関与を知ることになった】
 安倍総理の時からと同じくで「総理官邸」の関与があったのは明白すぎる。 反安倍氏の人は、安倍政権の7年8ヶ月は全てこれだったから、誰しもが、「総理が105人もの人をチャック出来るはずもない」と思っており、「官邸内部」で、最初にチェックした結果だと思っているだろう。
「官邸内」の具体的に人物を言えばーー。
杉田和博副長官や和泉洋人補佐官当たりが「105人の全員の身辺調査を内調に指示して、6人を外して杉田副長官と加藤官房長官と菅氏と話し合って6人を外した理由を説明して菅総理が決済したのだろう。ことは想像がつく。

ネットでは、菅総理の矛盾発言に対する批判がトレンドになっている。

【菅首相、推薦リスト「見てない」 会員任命で信条考慮せず―学術会議会長と面会も 時事通信 2020年10月09日19時49分】 
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100900705&g=pol
菅義偉首相は9日、首相官邸で時事通信などのインタビューに応じた。日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題で、会議側が作成した105人の推薦リストは「見ていない」と表明。「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と説明した。
 首相によると、会員任命を最終的に決裁したのは9月28日。「会員候補リストを拝見したのはその直前だったと記憶している。その時点では最終的に会員となった方(99人)がそのままリストになっていた」と述べ、6人の排除に関与し得る立場になかったと強調した。6人が政府の会員候補リストから漏れた経緯や理由、誰が判断したのかが引き続き焦点となる。
 首相は任命に当たり、安倍晋三前首相からの引き継ぎはなかったとした上で、自らが「一連の流れの中で判断した」と語った。学者個人の思想・信条が影響したかについても「ありません」と否定した。政府が1983年の国会答弁で、首相による会員任命は形式的と説明したこととの整合性を問われ、「(法律)解釈の変更は行っていない」と答えた。
 今回の決定には反発や批判が続くことが予想されるが、首相は「今般の任命手続きは終了した。変更することは考えていない」と明言した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Twitterの反応ーー。
●前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
おそらくこんな経緯:学術会議から推薦者名簿が内閣府に届いた→内閣府が杉田官房副長官に名簿を説明→杉田副長官が全員の身辺調査を内調に指示→身辺調査の結果を携えて杉田副長官が菅首相・加藤官房長官と相談→菅首相が6人の排除を決定→6人を除いて起案するよう杉田副長官から内閣府に指示
●蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん )@renho_sha
え? 今度は「見ていない」と言い出すのですか。
私たちのヒアリングで担当者は99人の名簿と、日本学術会議からの推薦105人名簿をあわせて添付し菅総理まで決裁があがっていると説明され、その資料もいただいています。
かつ、私たちへの提供時に105人名簿から6人の名前は黒塗りされています。
(黒塗りされた画像)
●N.N.N@NNN82595577
さぁ、また記録は無い!記憶が無い! 破棄した!が、出てくるのでは?
名簿の6名を誰が消したか?論点をそこへ誘導して!
#安倍政権 同様いつもの様にのらりくらり不誠実極まりない態度で対応し、有耶無耶にして時間切れを狙っていそうです!
やってる事は、安倍政権のそのまま!
●柚月@yuduki_tedline
個人的には当初の『俯瞰的』の説明で腑に落ちてるし、大事なのは『じゃあどうする?』だと思うから
『誰が外したのか』『リストになかったのになんで俯瞰的って言ったのか』みたいな論争するのは無駄としか
●愛国心の足りないなまけ者@tacowasabi0141
菅総理「決裁直前に見た会員候補のリストはすでに99人だった」ってことは名簿見てないのに総合的。俯瞰的に判断できたのか。どうやら本邦は二代続けてすごい超能力者を首相に据えたらしい、これは頼もしいですね
●Hiroshi Matsuura@HiroshiMatsuur2
*「菅首相と官僚たちへのヒヤリング内容は両立し得ない」
どちらかがウソをついているのか?
●宮本徹@miyamototooru
菅首相、105人の名簿「見ていない」と。ホンマかいな。首相以外の人が、勝手に推薦名簿から外したら、何の権限もなく、それこそ違法ではないか。しかし、任命再考を否定するということは、名簿を見ずに菅基準を示して排除を指示していたということですかね。説明求む。
●山口二郎@260yamaguchi
嘘が嘘を生む。ごまかしを正当化しようとすれば、次々嘘をひねり出さなければならない状況に追い込まれる。菅首相は、本当のことを打ち明けるしかない。
ーー以下略ーー

【Twitterの声の中で、元文部省事務次官だった前川喜平氏は「官邸」のことも知っているから、正しい答えではないか?】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmsloverさんーー
おそらくこんな経緯:学術会議から推薦者名簿が内閣府に届いた➠内閣府が杉田官房副長官に名簿を説明➠杉田副長官が全員の身辺調査を内調に指示➠身辺調査の結果を携えて杉田副長官が菅首相・加藤官房長官と相談➠菅首相が6人の排除を決定➠6人を除いて起案するよう杉田副長官から内閣府に指示
ーーーーーーーーーーー
【杉田和博副長官官房副長官(79歳)は、「首相官邸」の中でも、一番経験があり、政治家以上の力を持っている】
 日本の警察官僚。 内閣官房副長官兼内閣人事局長。 神奈川県警察本部長や内閣情報調査室長、内閣情報官、内閣危機管理監なども歴任した人物である。
 菅政権発足ではこのほかに、外交・安全保障政策の司令塔である国家安全保障局(NSS)の局長に北村滋氏(63)を再任し、菅氏の側近である和泉洋人首相補佐官(67)も再任。官邸の3本柱である。
これは首相官邸の事務方の幹部を続投させ、危機管理体制や政策の継続性を保つ狙いがあったと言われている。
 この、官邸内の3人は安倍政権➠菅政権の要の人物である。

【菅氏はどれだけ頭をひねっても「任命拒否した理由」が思いつかず「答弁」できなくなった】
 「首相官邸」での、経緯を説明することはできないから、避けたが「6人の排除に関与し得る立場になかった」と言ったのだろう。
ここで本音を出したと言える。
 菅総理は最終的には「自分は任命拒否していない」となった。
菅氏は自分が数日前に発言したことと矛盾したことを言い始め、どの発言が真実で、どの発言が嘘なのかという状況になっている。
 これも全ては「官邸任せ」であるかである。蓮舫氏が示している「黒塗りの名簿」のように、「官邸内」で上記に官僚らが使った名簿ではないのか。
就任して、国会も開催せずだが、早くも隠ぺい・改ざん体質が現れたといえる。
これまで「日本学術会議」のデマが、ネトウヨやフジテレビで飛び交ったが、すべてデマだとわかっている。
❶【日本学術会議が「中国の軍事研究に参加」「千人計画に協力」は根拠不明のデマ BuzzFeed News 2020/10/09】
https://news.yahoo.co.jp/articles/9389cfb5fff523e160a5626b8634c466ae07f423
軍事転用への懸念などがアメリカで示されている中国政府による「千人計画」(技術者を中国が莫大な報酬で雇う)に対して、学術会議が協力している、という根拠のはっきりしないデマ話が拡大解釈されたが、ファクトチェックして「デマ」と判明している。
これは、ネトウヨの根拠を示さないツイートである。
❷【ファクトチェック「学術会議OBは学士院で死ぬまで年金250万円」 フジ解説委員発言は誤り 毎日新聞 2020年10月7日】
https://mainichi.jp/articles/20201006/k00/00m/040/302000c
 任命拒否問題で「学術会議OBは学士院で死ぬまで年金250万円もらえる」と、フジテレビの報道で平井文夫がデマ! 志らく、橋下徹、八代英輝もスリカエの政権擁護と学術会議攻撃をした。これを、毎日新聞がファクトチェックして、デマだとハッキリした。
【自民党は1枚岩だ、党内や閣僚も「論点ずらしのため」行動を起こしている】
 自民党の下村博文氏が「日本学術会議」の「あり方の作業チーム」設立したり、河野担当相も行革対象として加担してきている。 
これらも、テレビで報道される時期国会で野党追求に「耐えられない」と判断したからであろう。
こうした、ネトウヨなどのデマ拡散も自民党内からの「論点ずらし」は安倍政権から定着している。
「森加計・桜・レイプもみ消し」などの時などは酷かったではないか。
そもそも、菅政権が発足して国会開催しない。「新総理の施政方針」演説すらやられていないのだ。
「議会制民主主義」でさえ、無視している。
 コロナ禍の中で、「国民生活」のために議論すべき事は山程あるではないか。閉会中審査では何も決められない。
 世論調査でも58%は政府対応を評価しておらず、国民の声を聴いたきめ細かい対策が必要ではないのか。
大学教授などで作る民間グループの調査会でも安倍前総理大臣や厚生労働省の幹部などにヒアリングし、1月から半年間の対応を検証しましたが、一連の対応について「場当たり的な判断の積み重ね」と総括し、政府自身も対応を検証するよう提言している。

自公一強で国家の私物化で、国会開催は拒否するは、野党など関係なく、今も好き放題の制作をおこなっている。
これはらは、コロナ対策の100兆円の予備費とは全く関係ないことである。
菅政権は、安倍政権継承で「自分の意に合わない人は左遷する」と明言している。
政治家だから、まあそう考えるのだろうが、官僚の政権への忖度はなくならず、みんな萎縮して仕事をしている。
果たしてこれが「民主主義」の行政になるのだろうか? 
結果的に損を被るのは国民である。

今回の「日本学術会議」での除外は、「特定国家機密法」「安保法」「共謀罪」などの法案に反対した6人であるが、当然である
 今でも多くの裁判が、「違憲法案だ」として、憲法学者、弁護士、国は市民から多く提訴されているのだ。
そういう声は、聞こうともない。 暗黒の政治と言うほかない。

#菅総理 #日本学術会議人事 #矛盾発言 #官邸主導 #杉田和博副長官官房副長官 #和泉洋人首相補佐官 #北村滋国家安全委員長 #議会制民主主義  

 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?