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#通貨ルーブル失墜 ロシアの国債デフォルト確実。 戦費と経済制裁で2桁マイナスは必至⏩ロシア通貨のルーブルは紙屑同然になり、ロシア国内で暴動やクーデターが起きる可能性がある

【#通貨ルーブル失墜 ロシアの国債デフォルト確実。 戦費と経済制裁で2桁マイナスは必至⏩ロシア通貨のルーブルは紙屑同然になり、ロシア国内で暴動やクーデターが起きる可能性がある】
 ウクライナ侵攻を受けた世界的の経済・金融制裁包囲網で、ロシア国債のデフォルト(債務不履行)がいよいよ迫ってきた。16日から相次ぐ返済期限があるからだが、強力なこの制裁による外貨不足で外貨建て国債の利払いができなくなるためだ。
 既にその徴候は表れているが、ロシア国債が〝紙くず〟になれば、当然ロシア通貨のルーブルの信認が失墜し、物価が急騰してロシア国民の生活が破壊される。 これまで、プーチンの独裁体制で政治をやってきて、国民には「不満が溜まっていた」が批判すれば即逮捕であったから、報道抑制されているから見えないだけである。 
 ところが、ウクライナへの侵略でロシア国内でも「反戦デモ」=「プーチン排除」のデモが多く発生している。

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 どんどん、ロシア国民に生活は苦しくなっていくから国民の怒りがプーチンに向くのは確実の状況になる。
 もしかしたら、「プーチンの本当の敵はロシア国民全体」
 この「反プーチン」の言論が波及してウクライナ戦闘が終わる頃には、相当大規模なデモの発生、あるいはクーデターもゼロではないだろう。

先程のニュースでもーー。
【VISA、マスターカードがロシアでの業務を停止 ウクライナ侵攻受け声明 
2022年3月6日 8時59分 ABEMA TIMES】

https://news.livedoor.com/article/detail/21784046/
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、アメリカのクレジットカード大手のVISAとマスターカードは5日、ロシアでの業務を停止すると発表した。

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▼ここまで、厳しい経済・金融制裁を予想はしていなかったであろうし、ロシア国民からの批判も想定していなかったプーチン大統領であろう。

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▼ロシアへの経済・金融制裁でロシアだけでなく、国際的な金融と経済に影を落とし影響が出るだろう

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【ロシア経済が破綻状態は時間の問題、インフレ率が一気に上昇していており、既に、ロシア国民は混乱が日々激しくなり、銀行に長蛇の列が】

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 ロシア国内では、ウクライナの侵略戦争によって完全にロシア自体が孤立している。 従って、ロシア国民は混乱が日々激しくなり、銀行に長蛇の列ができ、その一方では「ウクライナ侵攻は国民が願ったものではない!」、「プーチンは間違っている」という声が聞かれる。
 対外債務のデフォルトに関しては、ロシア政府の計画通りとも言われていたが「ここまで、国内経済への影響が酷くなるとは予測していなかった」というのが多くの見方である。
 世界中でにも、影響が出てくる。それがいま、議論されている。
プーチンが長い年月をかけて計画して来た「ウクライナ占拠」だが戦況を見ても、シナリオどおりに進まずの様相であり、戦費に1日で150億ドル(1兆円超)かかると言われており、これまでの、現実では、仮にウクライナ制圧し、ロシアへ戻るにしても、30日以上はかかると言われている。 
 仮に、ウクライナを制圧しても、今度は国内経済が破綻となれば、中国当たりが支援はするかも知れないが、ほかの国はこの先、ロシアとの経済活動は遮断するから。
 それこそ、今度はロシアの経済も「孤立無援」の状況になり、復興には長年(30年以上)の時間を要するのは必至でろう。
そこに、ロシア国民の反感が待っている。 その時は「プーチン辞めろ!」のデモが発展してクーデターになるかも知れないのだ。
 

【露国債、デフォルト迫る 16日から相次ぐ支払い期限 通貨ルーブル失墜も 産経新聞 2022/03/06】
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f58532a8cb8b55ea8786f94690325e3eadcbc67
 ウクライナ侵攻を受けた日米欧の包囲網で、ロシア国債のデフォルト(債務不履行)が迫ってきた。制裁による外貨不足で外貨建て国債の利払いができなくなるためだ。国債が〝紙くず〟になれば通貨ルーブルの信認が失墜し、物価が急騰してロシア国民の生活が破壊されかねない。いわば人為的に危機を作り出し、プーチン政権への批判を強めて撤退を促す強硬策。首都キエフ攻防戦が続く中、今月16日から大きな支払期限が相次ぐ予定で、まさに時間との戦いになっている。
 ロシア国債がデフォルトすれば通貨ルーブルの価値も暴落する。ロシア国内で輸入品の価格が上昇し、急激なインフレが進む。制裁の効果で既に外国為替市場ではルーブルが急落し、輸入に頼るデジタル製品などの値段が毎日のように上がっているという。国際金融協会(IIF)によるとロシアは今年、物価上昇率が2桁に達し、2桁のマイナス成長になる恐れがある。

▼国際金融協会(IIF)は28日、ロシアが対外債務の不履行に陥る可能性は「極めて高く」、今年のロシア経済は2桁の縮小に見舞われるとの見通しを発表した。2022年 ロイター/Alexey Malgavko)

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ロシア国内での「プーチンは戦争をヤメロ!」のデモは大きくなっている。
これが、ロシア国内の現実であるーー。
【ロシア国内はいま、どうなっているのか。反戦デモ、ATMは殺到…「こんなことは望んでいない」】
https://www.huffingtonpost.jp/entry/russia-people-war_jp_621edd82e4b0ce76f632b188
 全てのロシア国民がプーチン大統領を支持しているわけではない。ロシア各地で反戦デモが起こり、6000人以上の参加者が拘束された。
 ルーブルの価値が急落し、人々は預金を引き出すためATMに殺到するなど、ロシアの一般市民は西側諸国からの制裁の影響を直接体験している。西側諸国は国際決済システムSWIFTからロシアを切り離し、インフレを誘発し地元の人々に大きな打撃を与えている。
 多くの人は、ウクライナはロシアにとってきょうだいのような国で、攻撃の標的にすべき国ではないと考えている。ロシア人の多くは、ウクライナに友達や親戚、仕事仲間が住んでおり、彼らが侵攻により直接影響を受けることになる。
 また、この新たな攻撃的な行為により、ロシアが世界でさらに孤立化することを気にして、それを止めるようクレムリン(ロシア大統領府)に懇願している人々もいる。
 しかし、クレムリンは抗議活動を軽視しようとし、国民の大多数がウクライナへの攻撃を支持していると主張している。

ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー
 国民を無視している、ロシアのプーチンと中国の習近平の一党独裁政権国家であるからその「非民主主義的」な体制の野蛮さはそっくりでもある。
問題は、中国がどこまでロシアを助けるのかであろう。

ブルームバーグは以下のように分析しているーー。
【中国・ロシアの中銀はスワップ協定結び外貨の融通が可能だ】
https://toyokeizai.net/articles/-/535310
要旨:ロシアに対し米欧が打ち出した金融制裁に中国政府が抵抗すると決めた場合、中国の戦略的パートナーであるロシアを中国人民銀行(中央銀行)が金融面で支える可能性がある。
 人民銀とロシア中銀は1500億元(約2兆7400億円)規模の通貨スワップ協定を結んでいるため、中ロ両国は企業の取引継続のため流動性を供給することができる。ロシアの銀行はまた、中国独自の国際決済システム「CIPS」に参加しており、これが国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークの代替にもなり得る。米欧はロシアの一部銀行をSWIFTのネットワークから排除することで合意した。

◆米欧が一部ロシア銀を国際決済網から排除、中銀にも制裁で圧力
 人民銀は対ロシア制裁にどのように対処するのかはまだ明らかにしておらず、対ロシア支援が実施されるかどうかは分からない。
 中国の大手国有銀行2行はロシアからの商品購入関連のファイナンスを制限し始めており、中国は今のところ慎重に対応している。ただ、中国企業によるロシアからのエネルギー製品などの輸入を支援するため、スワップ協定が利用されることはあり得る。
▼中国の大手国有銀、ロシア産商品購入のための融資を制限-関係者

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ところが中国もロシアに援助は困難な現実だーー。
【中国の2022年成長率目標は約30年ぶり低水準になるだろう 財政刺激策を強化する必要性高まる】
 
中国の2022年の国内総生産(GDP)成長率目標は約30年ぶりの低い伸びとなりそうである。対策として、「需要喚起と雇用創出を目的に財政刺激策を強化」する必要性は高まっているのだ。
 最高指導者として3期目を目指すと見込まれる習近平総書記(国家主席)にとって景気動向は政治的に重要だから、ロシアをかばっているのは二の次になるだろう。また、中国だけが欧米などと足並みを揃えないと国内から海外の企業が出ていっているのだ。
 更に、昨年後半から、住宅市場の低迷や新型コロナウイルス感染再拡大、消費の不振などで勢いを失い始めた。当局は商品相場の高騰に加え、最近ではロシアのウクライナ侵攻に伴う地政学的緊張への対応も余儀なくされている。政府は追加の刺激策で景気安定化に取り組んでいるものの、今のところ効果は乏しい。投資家は政府と中国人民銀行(中央銀行)による政策措置拡充を注視している。

中国共産党は今年秋に5年に一度の「党大会」を控えており、慣例を破って最高指導者として3期目を目指すと見込まれる習近平総書記(国家主席)にとって景気動向は政治的に非常に重要事項である。
 このような、経済低迷下でロシアに支援できるのか? 疑問が残る。
いずれにしても、欧米日本などの制裁で間違いなくプーチンは自国民から見放される。
敵はウクライナやNATOなどと言っているが、侵略が成功して生活が厳しくなる国民から「プーチン辞めろ!」の大きなコールがあがるのではないだろうか。

#ロシア #プーチン大統領 #デフォルト #国内経済崩壊 #中国も経済悪化 #ロシア自国民 #反戦デモ #クーデター #プーチン辞めろ  
 




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