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都知事選結果で解散総選挙が現実味 自公維の3党連立構想も?➠野党共闘の危機。山本太郎氏との協力は?鍵は立憲民主党の対応だ!

【「解散総選挙!」安倍自民党 都知事選結果で解散総選挙が現実味 自公維の3党連立構想も?➠ 野党共闘の危機、れいわ山本太郎氏との協力は?】
※「山と土と樹を好きな漁師」ー17年目のブログから
 都知事選挙の結果を受けて、更に安倍首相が年内にも解散総選挙が現実的になっている。
 この根拠となっているのは日本維新の会が支援していた小野泰輔氏が60万9178票も獲得したからで、仮に自公で過半数割れとなっても、維新を加えることで絶対多数は維持できるとの目論見があるからだ。
 以前から橋下徹元市長や松井一郎代表とは何度も菅官房長官や安倍首相がやり取りを重ねており、連立を進めてる公算がある。これは、政権支持率が低いのもあるが、「野党の弱体」にも原因がある。

【都知事選で野党不振、首相の解散判断に影響 小池氏圧勝、コロナ対策で協調探る 日経新聞 2020/07/06】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61182120V00C20A7PE8000/
 安倍政権はコロナ対応や内閣支持率の落ち込みで逆風を受ける。野党共闘が進んでいない状況を踏まえ、与党内に早期解散を容認する考えが広がる可能性がある。
自民幹部は「野党が立ち直る前の年内解散があってもいい」と話す。別の幹部は「野党の足並みがさらに乱れれば早期解散の機運は高まる」と指摘する。

更に東京新聞も2020/07/06以下のように「野党の弱点」を指摘しているーー。
【「勝者なき選挙」だった東京都知事選 国政政党の影薄く】
野党側では、立憲民主、共産、社民の3党が支援した宇都宮健児氏、れいわ新選組の山本太郎代表が票を奪い合った。
 立民の須藤元気参院議員は山本氏支援に回り、離党届を提出。自主投票だった国民民主党の有志も山本氏を応援した。野党が一枚岩で与党に対抗する構図に程遠く、次期衆院選の共闘に不安を残した。
 国民は「れいわの勢いは無視できない」(玉木雄一郎代表)とし、今夏にも発表する政権構想では消費税への考えを見直す方針を示唆。山本氏が野党共闘の条件として「消費税5%」を唱えているからだ。立民は消費税減税に慎重なため、国民民主との溝がさらに深まる可能性がある。
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Twitterの反応ーー。
●全部アベのせいだ@QhyHITPzBOHiNcK
「都知事選で改めて浮かび上がったのは野党の低迷/野党の主要候補の票を足しても小池氏に大きく水をあけられた/野党共闘が進んでいない状況を踏まえ与党内に早期解散を容認する考えが広がる可能性」 山本太郎氏の得票は無視できない。
●Satoshi Yamaguchi@SatosYamag
野党のダメさが際立ったなぁ。自民党はますます秋の解散選挙に自信を持っただろうね。
●OGASAWARA, Kazutomo@oneworld
野党統一候補を立てられないとどうにもならないな。この結果に野党が奮起しないとどうにもならないよ、この国は。
立憲民主党は何故、「消費激減」が嫌なのか?
●顔つき太陽 ミント黒糖@tuita3mr
都知事選『野党共闘が木っ端微塵に完敗』 野党の地滑り崩壊
問題は、山本太郎のいう「消費激減」立憲民主党だけが乗ってこない。まだ野田の影響があるのか? おかしな党だ。
ーー以下略ーー

【山本太郎が都知事選に出馬しなかったら維新推薦の小野が2位に浮上 それは来たる総選挙の姿なのだ!】
 立憲民主党は宇都宮の2位で安堵している場合ではない。
このままでは野党第一党は維新になる。
 今すぐれいわと消費税5%で和解し野党共闘を再建しなければ自公維大連立へ一直線になる。
 先の投稿でー。
【「2020都知事選 開票結果 」小池氏の圧勝。だが、宇都宮健児氏や山本太郎氏は2位、3位に食い込み善戦も、国政選挙では、強い「野党連合」の構築が課題だ!】
 https://cutt.ly/goYnd2p
立憲、共産、社民などが支援する宇都宮候補は、自公が推す現職の小池に大敗した。
 有権者は冷め、野党応援の選挙ボラは嫌気がさす。
こんな選挙を続けている限り、自公政権は安泰だ。
ーー以下略ーー

【与党は維新までも連立を模索し「解散総選挙」に備えている。その一方で野党共闘は進まない】
 これは、政党だから当然野党でも政策は違って当然である。 しかし、国民が関心があるのは「消費激減」にある。
 れいわの山本太郎氏のいう「消費激減」については、共産党とは以前から政策協定しているし、国民民主党も社民党も前向きだ。なのに、立憲民主党だけがこれを拒んでいる。
 そもそも、「消費税増税」のお膳立てをし、安倍政権を誕生させた野田元首相も枝野氏と一緒に宇都宮健児さんの応援をしている。この面子を見て有権者は投票したくは絶対にならない。
▼「立憲のルートで来た」と宇都宮健児氏の街頭演説で野田元首相も枝野氏と一緒に応援

【民主党が分裂したのは、野田元首相の「消費増税」にあるのだ その原点を見直せ!】
 野田元首相へのしがらみがあるのか分からないが、何故、縁を切らないのか?
 1月には小沢一郎氏が「立憲民主党は野党第一党としての野党共闘のリーダーにならないといけない」と言われているが、全く動こうとしない。
 立憲民主党の支持者には申し訳ないが、「安倍自民打倒!」であるのなら、「小異を捨てて大同につく」柔軟な姿勢にならないといけない。
 強い野党共闘を急ぐべきだが、その鍵は立憲民主党にかかっている。
#解散総選挙 #与党維新も加えた連立模索 #野党共闘が進まない #消費激減 #山本太郎氏 #立憲民主党


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