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「鈍い政府!」 モーリシャス原油流出事故 日本に危機感はあるのか➠事故の当事国の政府は対応してるのか?

【「外交のダメだ!」 モーリシャス原油流出事故 日本に危機感はあるのか➠事故の当事国なのにたった6名?もっと大々的に派遣すべき!】
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12618370408.html
 商船三井が運航する大型貨物船「わかしお号」がインド洋・モーリシャス島沖で座礁し、燃料の重油1000トンが流出した。
 昨日の時点でまだ半分しか、回収されていないという。
現場は、湿地や浅瀬の国際保全条約である「ラムサール条約」の指定地域でもあり、その影響が国際的の懸念されている。 
 これは、大きな環境問題でもある。小泉環境相は現地に行き、謝罪なり何らかの行動を全くとっていない。
 フランスは8月10日までに国防省の指揮のもと海軍が出動し、重油処理設備を現地に送り込んで活動している。
 日本政府は事故の当事国なのにたった6名?もっと大々的に派遣すべきなのは当然であると批判の声が上がる。

【モーリシャス沖の貨物船の重油流出、なぜ深刻なのか 2020年8月14日 BBCワールド】
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53774997
 インド洋の島国モーリシャス沖で座礁した、日本の会社が所有する貨物船「わかしお」から流出した重油は、過去の事例と比べると量が比較的少ない――。複数の専門家がそう指摘している。それでも、サンゴ礁や島の南東部の海岸に及ぼした打撃は甚大で、影響は長期にわたるという。
 沖合で起きた過去の流出事故と異なり、今回は環境保護の対象となっている2つの海洋生態系と、国際的に貴重な湿地帯である自然保護区ブルー・ベイ・マリーン・パークの近くで起きた。
 つまり、流出の量よりも場所が、環境への深刻な影響という意味で、大きな懸念材料となっているのだ。
 鮮やかな青緑色の海が広がり、数多くのインド・ボリウッド映画の舞台となってきたモーリシャス・マエブール村沖の青いサンゴ礁地帯は、今や黒と茶色に染まっている。
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Twitterの反応ーー。
●純@felice_japonica
モーリシャスの請求権は19億が上限らしいが、その程度で済む話では無い。悲しいけどオリンピックを中止しても、モーリシャスと周辺海域の生態系保全に当たるべき。
●酢酸シナモン@sanshodo
モーリシャス原油流出の件で、日本政府がハッキリと国の内外に示した事は、もう日本が技術立国でも何でもなくなったという巨大な事実です。技術はあったとしてもGOサインを出せる人間がどこにもいない。
●N. Saito@demi_maroquin
相変わらず当事者意識の無い日本。事故直後から率先的に、地球環境に対する脅威と闘うという立場で行動すればよかったのに。このツケは未来の我々が払うことになる。
●ヤスモトユウタ@YutaYasumoto
モーリシャス原油流出の報道の少なさでも分かるけど、日本て本当に己の加害性から目をそらすよな。
●中村工芸@nakamura_kougei
モーリシャス原油流出事故に心が痛みます。日本のタンカーによる事故と聞いて更に。いち企業の不祥事だけど石油を輸入に頼っている日本の事情や環境への悪影響を考えれば日本政府が率先して対応にあたるべきでしょう。
これって日本に運んでた原油なんだろうか。だとしたらなおさら。 ポエムの小泉大臣動けよ!
ーー以下略ーー
【商船三井の原油流出事故「ラムサール条約」のモーリシャス 日本に危機感はあるのか】
 モーリシャス島沖で、ラムサール条約の指定地域に含まれているポワントデスニーで、ブルーベイ海洋公園に近い。カビダス・ラマノ・モーリシャス環境相は記者会見で「われわれは環境危機に直面している」と話している。(AFP電子版)
 フランスは8月10日までに国防省の指揮のもと海軍が出動し、重油処理設備を現地に送り込んだ。重油処理設備は、モーリシャスから西に150キロほどのところにある仏領レユニオン島から運んだという。

【日本政府の対応は非常に鈍いし遅い。それにメディア報道も「商船三井」だけの責任のような報道。それでいいのか?】
 10日午前、流出した重油の除去や環境保護対策を行う日本政府の緊急援助隊を出発させたものの、その人員はわずか6人だ。海上保安庁の専門家や外務省職員らで、どれほど活躍できるのかは疑問符が付く。
 商船三井は8月7日にホームページを更新し、「燃料油の流出で現場海域・地域に甚大な影響を及ぼしています。当社は座礁事故発生後より社長をトップとする海難対策本部を立ち上げ、日本およびモーリシャスをはじめとする関係当局と連携して対応しています」と表明した。

【1997年に日本海で沈没したロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」事故があった】
 あのときのロシアや政府対応はどうだったのか忘れたが、全国からのボランティアが油を人海戦術で集めたような記憶はある。
 海難事故による大量の原油流出は世界では数年に1度の頻度で起きている。商船三井の事故も含めて、原油流出による生態系や観光資源の棄損は非常に大きな由々しき問題である。

政府は、日本の船が他国の領域を汚染したのだから、「三井商船」任せでいいはずはない。
小泉環境大臣や外務大臣ぐらいは現地に行って、謝罪すべきではないのか?
世界の批判の矛先は、商船三井だけでなく、日本政府にも向けられるのではないだろうか?

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