海の修行と海洋宗教の跡
◆海辺の修行者
・南菩薩=永興と同行禅師
・那智の応召法師(焼身自殺=火定した)←海の修験の焚身や捨身に当たる
・雲浄法師(志摩国碞洞に宿す)(《本朝法華験記》)
・天王寺の坊さん(熊野に通った)(《今昔物語集》)
・辺路修行をする園城寺は寺門派という。園城寺の開山の智証大師は海の修行をしていた。寺門派が聖護院という修験道を生み出した。
・遍路修行をする比叡山は三門派という。
・白河上皇の熊野御幸のとき、聖護院の開山の増誉を先達にした。園城寺系の熊野三山検校も後にできた。
・四天王寺の坊さん
・南部の里で道祖神も海の彼方に去っていく。
◆干満水
・51番の石手寺
・32番の禅師峰寺(ぜんじぶじ)(南国市)
・足摺岬の金剛福寺(不増不減水)
・厳島の弥山(頂上にも干満水があった)
⇦人が死んだら霊魂は弥山にいく(伊予から見ると弥山は海の彼方にある)
⇦求聞持堂(ぐもんじどう)(消えずの火、広島の平和公園の火の本火)
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