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街の古本屋さんの魅力

※366日間チャレンジ、142日目。

先日図書館で借りて読んだ『白川静著作集12巻』が、あまりにも面白すぎて、しかも借りた2週間ではほんの一部しか読めなかったので、ネットで検索して購入することにした。

今は本当に便利で、全国の古本屋さんのネットワークから検索できる。

見つけたのは、松山市にあるという『古書猛牛堂』さん。
申し込んですぐ、本当に2日後くらいに、丁寧にビニールで包装された状態で届いた。
あまりの早さに驚いた。

しかも、丁寧なご挨拶文まで添付されていた(プリントアウトされたものだったけど)。
それによると、本屋さんは道後温泉から徒歩10分ほどというロケーションらしい。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください、なんて書いてある。

私は夫が松山の人なので、たまに松山に遊びにいく。
その際には、ほぼ必ず道後温泉に行くので、ぜひ行ってみたいと思った。

興味が出て、Googleマップで調べてみると、口コミもとても好意的なものが多い。
お写真も出てきて、本屋さんの中の様子が手に取るようにわかる。

店内に並んでいる本のラインナップも、いわゆる本格派の専門的な古書から、気軽に読めそうな本まで、様々あるようだった。
お店の外側にズラーっと並んだ、文庫本の古本らしきものも、古き良き古本屋さんを彷彿とさせる。

懐かしいなー。
こういう古本屋さん、昔は街に1軒はあったような気がするんだけど。
またこの、松山っていうのもいいよね、やっぱり正岡子規とか俳句とかの、文化の香りがするエリアっていうイメージが。

客の一人一人に丁寧に対応してくださる古本屋さんって、本当に地域の人たちから愛されてる気がする。
それは、店主さんが、お客の一人一人に愛情を持って接してくれるからだと思う。
愛情、と言っていいかはわからないけど、とにかく、そのようなもの。

そういうのって、力だし、魅力だよねえ。

トップ画像は、今年の1月末に行った時の、道後温泉本館。

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