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気軽に入れて手を合わせられる場所があるということ

※366日間チャレンジ、23日目。

トロントに住んでいた時、何に困ったかというと、神社がないことでした。

街中で、気軽に入れて手を合わせることができる場所があるというのは、普通じゃないんだな、と、カナダで気付いた私です。

それまで、旅行なんかに行くと、まあ、半ば観光地化された大聖堂とかあって、誰でも入れるじゃないですか。
場合によっては入場料が必要だったりもするけれども。

でも、トロントみたいな、観光都市じゃないけど人が大勢住んでいる場所だと、教会とか寺院とかって、あまり開かれた場所じゃないんですよ。

信者さんが集う特別な場所であって、通りすがりの、信者でもなんでもない人が気軽に入れる場所じゃないんです。

日本の神社って、すごいんだなあ、って、そこで気づきました。
日本の神社って、ほとんどの場合、完全にオープンじゃないですか。
入る時に、宗教も聞かれないし、基本的に誰でもウエルカム。
誰でも手を合わせていい。通りすがりの人でもオッケー。

これって、ほんと、すごいことです。

私が神社で何をしてるかというと、特別なお願いをしている時ももちろんないわけじゃないんですけど、基本的には、ただ何も考えないで2礼2拍1礼してるだけなんです。

でも、それだけでも、十分、心の中がスッキリするんですよね。

今日も、赤坂の日枝神社行ってきたんですけど、あそこは神様が大きすぎて、足元しか見えないみたいな感じなんで、いつもあんまり神様とお話しすることもなく、ただ「今の私に必要なメッセージ」をいただいて、シンプルに帰ってきたんですよね。

それでも、十分、気持ちがスッキリとして、整ったんです。

ほんとに、日本の神社って、すごいシステムです。
神社を運営してくださっている方々に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

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