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大学の卒業後29年目の同窓会は、驚きの連続だった

※366日間チャレンジ、154日目。

コロナ禍で延期となっていた『ホームカミング』が、今年、我が学年でついに満を持して開催されることとなり、英文学科42期の同窓生12人が集まった。

なんと卒業以来ずっと会っていなかった人がほとんどで、あれから約30年も経つというのに、みんなびっくりするほど変わっていなかった。
それぞれのこれまでと近況報告を、ひとりひとりしたのだけど、いやこれがまた、びっくりするくらいみんな波乱万丈で、驚いたり感動したりと心が忙しかった。

ほんとに、人の人生って、みんな、自分では普通だと思っていても、よくよく話を聞いてみると、結構いろんな山あり谷ありなんだよなあ・・・と、しみじみ思った。

面白かったのが、ちょうど私たち全員、更年期真っ只中なので、みんな妙に涙もろくなっているということだった(爆)。
女しかいないし(女子大なので)、お越しくださった恩師のシスターお二人も女性なので、そういうことには女同士の気楽さがある。

しかも全員ほぼ同い年。これはもう、話が盛り上がらないはずがない。
母校の教室の1室をお借りしての会だったので、レストランなどと違い、周りの人たちに気を使うということもなく、思いっきり笑ってしゃべって、とても楽しかった。

実は私は、もともとのホームカミング自体がとても楽しみだったので、コロナ禍で延期になった時には大ショックだった。
それが、今年ついに開かれるということが、昨年末に送られてきた卒業生の会のお知らせに書いてあるのを見つけたのだ。

気持ちが盛り上がらないはずがない。

それから、開催連絡が来るのを今か今かと心待ちにしていたのだが、数ヶ月経っても、なかなか連絡が来なかったのである。

しびれを切らした私は、卒業生の会の事務局まで
「もし英文42期でホームカミングをやるという人がいなければ、私がやります」
というメールを送ってしまったほどだったのである(熱すぎる)。
無事に開催の連絡が来た時には、嬉しいと同時に、なんかちょっとホッとしたのだった。

それにしても、今日一番の驚きは、お越しくださった恩師のシスターたちのお年が、おひとりは88歳、もうおひとりは90歳という事実だった・・・。

これまで、シスターたちの年齢を知らなかったので、みんなびっくり仰天だった。

あまりにもお元気で、お二人ともまだまだ現役くらいいろんな活動をなさっていらっしゃるので、目の前のお二人がアラ90(これなんて言ったらいいんだろうね?)とは到底信じられないのだった。

だって、スペイン語の論文を和訳したりしてらっしゃったり、聖書の勉強会をなさっていらっしゃったり、スピリチュアルケアをなさっていらっしゃったり、してるんですよ・・・?
いやはや、すごすぎる・・・。

そうかー、私が学生の頃、シスターたちは既にアラ還だったのかー・・・。
年齢不詳だなーって思ってたけど、そうだったのかー・・・。

50を過ぎて、私も認知機能が低下してきたなーなんて思っていた矢先だったので、いやいやまだまだ私も頑張らなければ、と思ったのだった。

大学側が用意してくださってる次のホームカミングは70歳なんて言われたけど、
そんなの待ってないで、毎年集まりたい!と思った

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