A-HandAyaちゃんおんりゅう2

【おんコン】自尊心とは何か

【おんコン】とは・・・
おんりゅうさん(湯島出身の黒龍)が私・ささなおに送ってくる、
コンサルテーションのようなもの。
「おんりゅうコンサルテーション」略して「おんコン」

おんりゅう(以下「お」)「おまえ、自尊心とは何か分かるか」

ささなお(以下「な」)「えっと、プライドとか訳される自尊心?
  なんか、良い意味だったり、
  ネガティブな意味で使われたりすると思うけど・・・」

お「確かに、プライドが自尊心と訳されることはある。
  しかし、真の自尊心とは、やはりプライドと同じ意味ではない。

  自尊心とは、「自(ミズカラ)」を「尊(ミコト)」

  つまり『神仏と同じものとして大切にする』『心』のことだ」

な「あー、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)だとか、
  『ご本尊』だとかいうときに、
  身分の高貴な人とか、仏様のこととかを『尊』っていうもんねぇ」

お「そうだ。
  自らの中にある神性、仏性を尊いものとして認め、大切にする心

  おのれの心のうちにある神仏を認め、
  その有様を大切にする心のことだ。

  そして、自尊心が満たされていると、人はどうなると思う」

な「んー、“余計な自尊心が邪魔をして~”とかって、
  頑に自分を変えなかったりみたいな、
  ネガティブなところで使われることもあるけど・・・」

お「そのときの邪魔をしているものは、自尊心ではない、エゴや不安だ。
  本来の自尊心とは、そういうものではない。

  自尊心が満たされているとき、人は、無心になる

な「無心?なんにも気にしない、ってこと?」

お「なんにも気にしない、ではまるで無神経な人間のようではないか。

  そうではなく、【余計なことが気にならない】という状態だ。

  ただただ、無の心境で、物事にあたることが出来る。

  仕事などにあたる際に、無の心境になれる時、
  それは、自尊心が満たされた場合だと思って良い」

な 「無の時に、人って、一番力を発揮出来るんでしょう?」

お 「そうだ。

  そして、自尊心が満たされていないとき、
  人は、イライラしたり、満たされない気持ちで迷い、
  不満を抱える。

  すなわち、自尊心とは、
  己の進むべき道を指し示してくれる、羅針盤のようなもの
  だということだ」

な「そうか、自分が今している仕事に、無心になれているなら、
  自分の進むべき道を歩んでるってことで・・・」

お「なにか余計なことを感じるようなら、
  それは自尊心が満たされていない、
  己のあるべき姿ではない状態だということだ」

な「え、じゃぁ、不満に思ったりしている人は、
  転職したりしなきゃいけないの?」

お「そう短絡的に考えるな

  まずは、自尊心が満たされていない、
  己の神性、仏性を自分自身が認めていない状態なのだということに、
  気付くのが最初だ。

  そうして、なにがそうさせているのか、原因を探る。

  そして、その原因を取り除くのだ。

  そのパターンは千差万別、その人その人によって違う。

  転職もひとつかもしれぬが、まずはその場で、
  いかにすれば己の力を最大限に発揮出来るか

  そのことについてじっくり考えるのが大切だ」

な「そうか、どんな仕事でも、いろんなやり方があって、
  その人に合ったやり方を自分でクリエイトしていくってことか・・・」

お「そうだ。

  その上で、どうしてもその職場が合わないなら、
  異動を願い出たり、週末に違うことをしたり、
  新たな趣味を見つけるでもよし、
  近隣の人々とより積極的に交流するのも良いだろう。
  今の世の中、生まれてからずっと、
  野良仕事をせねばならなかったり、
  家業をずっとつがねばならなかったり、
  という時代ではないからな。

  いかようにでも、自尊心という羅針盤を持って、
  己の人生を切り開いて行くことが可能
だ」

な「自尊心は、自分だけの人生を創造して行くための、羅針盤・・・」

お「そういうことだ。

  自分がなぜ、今のこの時代、ここに命を与えられ、
  そうして生きているのか、

  そのことにもっと思いを込めた方が良い。

  これが数十年前なら、
  こんなに自由にはいかなかったのだからな」

な「それは、ほんと、『花子とアン』(当時放送中の朝ドラ)
  見てても思うよね~」

お「そういうことだ。

  自尊心を上手に使い、
  より自分が無心になれる環境を整え、
  より自分が無心になれる場所へ行き、
  より自分が無心になれる人と出会うことだ。

  すべては、己の心の中にあるのだからな。」


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