見出し画像

"SOMA"

※366日間チャレンジ、159日目。

トロントで大人気のショコラティエ、『SOMA』。
てっきり、日本人の『相馬』さんがオーナーとかなのかな、と思っていた。

でも、たまたま今日読んでいた本に、『ソーマ』というものが出てきた。
オルダス・ハクスリーのディストピア小説『すばらしい新世界』に出てくる、それを飲むことで幸せを感じていられる薬の名前が、ソーマなのだという。

なんだかピンとくるものがあって、SOMAのホームページを見てみたら、やはりそのことが書いてあった。

On making our first batches of chocolate, it was immediately apparent that we had stumbled upon something magical and that our future would be tied to it. In cacao beans, nature has made the perfect “Soma”, a mystical substance mentioned in the Rig Veda and later by Aldous Huxley in the novel Brave New World. It was time to start exploring this new frontier.

SOMA Chocolate Maker "Our Story"より引用


SOMAのチョコレート

確かに、チョコレートというのは、脳の快楽を感じる部位を刺激する・・・と昔新聞で読んだ気がする。
まさにSOMAのようなもの、なのだろう。

ディストピア小説かあ・・・私、すぐ影響を受けちゃうので、そっち系のジャンルのものを読んだりするの、避けてるんだけど、やっぱり読んでおいた方がいいんだろうなあ・・・。
あらすじをwikiで読んだだけで、なんか、嫌な予感がするんだけども・・・。

ただ、トロントのショコラティエ『SOMA』は、ちょっとしたギフトにいつも重宝していた。
お店もいつも賑わっていて、いろんなチョコレートがどれも美味しかった。

冬が長く、季節性鬱に罹患する人が多いトロントでは、SOMAのチョコレートが、まさに“幸せを強制的に感じさせてくれる魔法の薬”のひとつだったことは間違いないように思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?