見出し画像

三溪園のお茶会に久しぶりに行ってみた

※366日間チャレンジ、161日目。

母に誘われて、横浜市の三溪園で開かれたお茶会に、数年ぶりに行ってみた。

着物姿の大勢の方々が、大勢三溪園に集結。
浅草や京都で見かける、着物を着慣れない外国の方々ではなく、普段から着物を着慣れている、しかも6月のお茶席に合わせたコーディネートでバッチリ決めた方々ばかり。
着こなしも皆さん美しく、なかなかの壮観である。

お茶は、日本の総合芸術。
会場に入る前から、いろんなおもてなしの仕掛けがあって、毎回本当に面白い。
お香を焚いて空気まで演出しているのだから、たぶん私の知覚外のこともたくさんあったのだと思う。
なんせ、言われないと気づかないようなさりげない気配りがたくさんあるのだ。

掛け軸もいつも全部素敵だし(『傳々無私』っていうのが面白かった・・・6月だからかたつむりのことなのだけど、『無私の心でお伝えする』という意味もあるとか聞いて、いやーさすが、と思った)、何から何まで考え抜かれていて、本当に面白い。
今日は、輪島のことを心に留めましょうということで、輪島塗のものをたくさん持ってきた、という社中の方々もいらっしゃった。

正座が苦手だし、膝が弱くて(膝関節がずれて攣ることがある)座っていただく和室のお茶会は怖い気持ちもあるのだけれど、お席で教わることが楽しくて、行ってみたくなる。
自分は全くお茶に関しては門外漢なのだけれど、知的好奇心を刺激してくださる、ありがたい場のひとつだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?