【07】日本酒の日と申しましても、2016秋
10月、おついたちさま。
ほこほこの甘いさつまいもと。
日本酒の日、でしたね。
ということで。(2016.10.1記)
「現代アートと美味しいキュウリ」
なんとかの日がありすぎるのと、モノによっては商魂メラメラ感が有り余り、目も当てられないというものもあるけれど、あやかりたいモノには乗っかるお調子者です。
お銚子とお猪口モチーフのてぬぐいは、確か妻トリ(妻有トリエンナーレ)の公式グッズだった気がするのだけど、どうだったかな。
妻トリ参戦は2006年、アート好きな友人を誘って強行突破的に行ったのが最初。
レンタカーが借りられず、軽トラならあるというのでそれで会場をまわったのだけど、地元の人と思われたのか何度か作品のある場所を聞かれたりもした。
中越地震後の開催だったこともあり、宿近くの家族経営の居酒屋のおかあさんから当時の大変だった話を聞く。
わけのわからない現代アートについては、やっぱり何がなんだかさっぱりわからないと言っていたけど、お孫さんと一緒にスタンプラリーみたいな感覚でアート巡りをしているというおとうさんの、センスのかけらもないスナップ写真をアテにしながら遅くまで長居した。
お店には私たちだけしかいなくて、同じテーブルでふたりの話を聞きながら、息子さんは厨房に立っているみたいな感じ。田舎が嫌で本当は東京で働きたいらしい。
ふたりの晩酌につきあっているような雰囲気でもあったけれど、サービスで出されたキュウリのみずみずしさは忘れられない。
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