生きてるだけで褒められたいよね、みんなさ。

 みんな当たり前に息を吸って吐いて、心臓を動かして。今日も生きてるって最高に偉いのに。仕事をしたり、学校に行ったり。ご飯を食べたり、歩いたり。洗濯、掃除、炊事、買い物。シャンプーの詰め替えとか、名前のない家事をして、思い出したら洗車にいくとか。市役所に行ったり、銀行に行ったり。
 
 くだらない社会のあれこれとか、女性の生きにくさとか、男性の肩身の狭さとか。ただ生きてるだけなはずが、それだけでめちゃくちゃ忙しいし。それだけでいつのまにか体に不調を感じるほどストレスを抱えていたりする。

 生きてる だけ の難しさったら。



 30代目前にして、子どもを抱えて鬱になった。お先真っ暗、もういつでも死んでやると思っていたけど。あっという間に30歳になった。それはそれはあっという間に、褒められもせず。人とうまくも付き合えない。あのころの私のまま、まだ生きている。

 20歳になった時に思った、きっと30歳にはもっと落ち着いた大人の女性になっているとワクワクした。

 子供を産んだ日に思った、子どもが大きくなるにつれて私も素敵なお母さんになっていけるかなと身を引き締めた。

 あなたは、鬱です。と言われた日、わたしはいつか治るしきっと変われる。元気になれると思っていた。

 なりたいものなれると思っていたものには、だいたいなれないと気付いた。

思い描いていた大人には なれないみたい。と、気付いたときはじめて大人になったなと思った。

夢も希望も願えば、努力すれば叶うらしいけど、そんなドラマチックなことは私の人生には起きなかったし。

身の上の話を面白おかしくポップにもかけないし。話すことは好きなのに、ぜんっぜん面白い文章は書けない。

 そんな、何にもない空っぽ人間も 生きてるだけで褒めてほしい。


だからたぶん、世界中の人間はもっと生きてるだけで褒められたいだろうし。褒められるべきだよなあ。

マイナスばかりに目がいって、指先ひとつで否定ができる世の中だけど

逆をかえせば簡単に共感も賛辞も、与えられる世の中で。


ほんとはもっと書きたい事とか言いたいこととかたくさんあるけど、何かを始めたくて、今パソコンの前でこの文章を打っています。

いっぱい褒めていこうと思う。そしたら巡り巡って100年後くらいには、わたしも褒められるんじゃないかって。



何を書いても、誰かに読んでもらえなくても。ノートに書く殴り書きみたいな。

好きなこと、うれしかったこと。ポジティブなことだけを詰めて。


生きてる だけ が難しいから

いきてる だけ で褒められたい。














今日のいち褒め。

 半年ぶりに行ったスタバのお兄さんずっと忙しいのにどのお客さんともたのしそうにお話して、マスク越しでも伝わるニコニコ笑顔だった。

それにしてもほうじ茶フラペチーノはおいしかった・・・ちんすこうフラぺが売り切れてたから挑戦したけど。そりゃあこんなに流行るわけだな。とおもった。

 気持ちの良い空間と、ニコニコおにいさんと。おいしいほうじ茶フラぺチーノ。

なんかおしゃれな大人のおねいさんになった気分でうきうきの一日になりました。

 帰宅した子供たちにズルいけど??!と怒られたので、夕飯の後、ファミマのフラッペを買いに出かけた。あれもあれでめちゃめちゃおいしいんだよなあ・・・

 世の中おいしいものがありすぎる。服よりインテリアよりなにより食べることが好きなので、おいしいもの日記になりそうな予感もしています。

 

「おにいさんのおすすめおいしかったです。ありがとうございました。」




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