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M-1グランプリ2020 ファイナリスト予想 笹見

2回戦が始まったこの辺りで予想でもしようかなと。

1組目
からし蓮根
なんの疑問も無いでしょう。どう考えても決勝常連顔してますからね。まだ1度しか決勝に来ていないのですが。去年は優勝予想をからし蓮根にしていたのですが、6位で終わってしまいましたね。見取り図もでしたが、こういう正統派な漫才師は初見だとウケにくい場合があると思うので、2度目となる今年はより良い順位が見込めるのではと期待しています。

2組目
オズワルド
実は去年のM-1で初めて知ったコンビだったのですが、ABCなどの活躍を見ていると、毎回安定した漫才が出来る実力者だと分かりました。どれくらいネタ数があるのかは分かりませんが、仮に今年出れなくても、いずれ再び決勝に上がってくるでしょう。

3組目
トムブラウン
どうやらこのトムブラウン、先日1公演4本ネタをやるライブを1日に5公演、つまり1日20本ライブを敢行したそうなのです。完全にM-1を狙ったものでしょう。本気度が違いますね...。トムブラウンは芸風的に何度も決勝に行きそうな感じはしなかったのですが、そもそも去年の時点でかなり惜しい所までは来ていたんですよね。それにトムブラウンの所属事務所はケイダッシュステージ。つまり吉本以外のコンビ。近年M-1は吉本だらけの決勝になっていましたが、それでも必ず1組は他事務所コンビを入れていました。もし、今年の決勝も吉本芸人だらけになったら、他事務所コンビの中で最も決勝の可能性が高いトムブラウンが勝ち進むでしょう。

4組目
アインシュタイン
去年の準決勝の順位が10位であり、あと一歩で敗退してしまったコンビ。その準決勝をライブビューイングで観ていたのですが、敗者復活戦のネタとは違い、普段のアインシュタインとは頭一つ抜けて面白かったです。天竺鼠などとも違い、M-1にもハマりやすそうな正統派なしゃべくり漫才で、これは決勝確定だ!と思ったのですが...。アインシュタインが決勝に行くかどうかはもうその時の運次第みたいな所はありますかね。あと、個人的にアインシュタインはネタの当たり外れが大きいイメージがあるので、「外れ」が出てしまった場合は、一昨年みたいに準々決勝で敗退してしまうかもしれないですね。

5組目
セルライトスパ
ビスブラと悩んだのですが、M-1での実績を考えてこちらが決勝に行くと予想。過去3度程準決勝に行っているので、ニューヨークの様にヌルッと決勝に行く様な気がします。去年は準決勝と敗者復活戦でそれぞれ別のネタをやっていたのですが、どちらも面白くポテンシャルを感じたので、今年辺り行くのではないでしょうか。

6組目
コウテイ
面白さだけでいえばとっくに決勝レベルに到達していると思います。予選でもしっかりウケるでしょう。あとはこのスタイルをM-1側がどう受け止めるか...。ただコウテイは今年のABCで優勝しており、賞レースで結果を残したコンビは他の賞レースでも活躍しやすい傾向があるので、今年は本当に決勝に行く可能性が高いのでは無いでしょうか。

7組目
カベポスター
去年のABCで準優勝して以来、幾つもの賞レースでめざましい活躍を遂げるコンビ。去年のABCではあのコウテイを打ち破っていますからね。あの時の山手線ゲームのネタの衝撃は今でも忘れていません。しかし、ここ最近活躍しているとはいえ、あくまでも関西の大会での話。M-1では去年は3回戦落ちなので、正直決勝まで上がってくる可能性はまだそこまでは高くないと思います。とはいえ、いざ決勝に上がったら結構良い順位が出る気がするんですよね。

8組目
ママタルト
サンミュージックのコンビ。過去大会では3回戦が最高。なのですが、ツッコミの評判が良く、ボケも面白い。そして芸風も比較的M-1ウケは悪くないと思うので、決勝の可能性はあると思います。ママタルトを初めて知ったのは以前YouTubeで投稿されていた大食いトーナメントのネタです。このネタは最初のツカミの時点でグッと掴まれ、最後まで笑いっぱなしでした。衝撃を受けましたね、こんなコンビが居たなんてと。それ以来ずっと目を付けていて、ライブで観ても、やはりママタルトは「ファイナリスト」の様な漫才をするのです。去年の3回戦は何故か全くウケず落ちてしまいましたが、何とか今年、観客にハマってくれれば...。

9組目
ニッポンの社長
ケンタウロスのお陰で全国にまで評判が知れ渡り、遂に無敵と化したコンビ。ここは完全にネタ次第なんでハッキリと行くだろうとは言えないですが、今完全にウケやすい状態になっているので、行くとしたら今年かなと思います。マヨネーズ絞り続けるだけで準決勝行ったんですから、案外すんなり行くかも知れませんね。

10組目 敗者復活
金属バット
今まで通りの投票方法であれば、いろんな層から人気があり、応援票も多そうな金属バットが来そうな気がします。ここで対抗馬となるのが、貴方のご想像の通りミキです。しかしミキはここ数年既に決勝と敗者復活戦に何度も出ている為、金属バット程応援票が入るかと言われると...やっぱり入るかも。ですが、一昨年はプラスマイナスがミキまであと一歩の所まで攻めることが出来たので、今でも勢いのある金属バットならそこを超えてくるのでは、と思います。ただ、もしアインシュタインが準決勝で敗退していた場合は、こちらが勝ち進むと思います。

おさらい

からし蓮根
オズワルド
トムブラウン
アインシュタイン
セルライトスパ
コウテイ
カベポスター
ママタルト
ニッポンの社長
金属バット(敗者復活)

割と好みを入れてしまいましたが、振り返ってみると案外バランスが取れてるのでは無いでしょうか。
この中で優勝を予想するなら、コウテイですね。


もうすぐファイナリスト

ここからは10組に入れるか迷った挙句外してしまったコンビを見てみましょう。

マヂカルラブリー
言わずと知れたトリプルファイナリスト。M-1決勝進出を皮切りに、KOC決勝、R-1優勝と、まさに賞レースの成績が別の賞レースに影響された代表的なコンビです。ピンとはいえR-1「優勝」ともなれば、いやでも注目するでしょう。とはいえ、特別他に決勝に行くだろうと予想出来る根拠がある訳でも...。毎年面白いネタはやっていますから。どのタイミングで決勝に来るかはサッパリ分からないのです。

真空ジェシカ
とにかく評判良いですよね。決勝に行くだろうと予想をしている人も多いでしょう。ただこういった期待を受けたコンビがすんなりと決勝に行くというイメージはM-1にはイマイチありません。絶対ウケると思うので、準決勝に来たらもう決勝に行くのでは、と考えても良いかもしれないですが、準々決勝であっさり落ちるイメージも結構あるんですよねー...。

蛙亭
ここはほとんど演者の魅力で出来ているコンビですね。ただ、その演者の魅力というのは、あのわざとらしい演技であり、脚本もそのわざとらしさに合わせた物となっていますが、そこがM-1的にどう評価されるのか分かりません。正直ここはかなりウケないと難しい気がします。まあ今の蛙亭は決勝行く位のウケは取れそうではありますが。

ビスケットブラザーズ
いや、ytvで優勝したからとかじゃなくて。前々から決勝あるのでは、と思っていました。キングオブコントの決勝にも出たということで賞レースでの勝ち方というのも他のコンビよりは掴んでいるとも思いますし。ただ決勝予想に入れなかったのは、何となーくセルライトスパと被る気がしまして。M-1もある程度はバランスとか被りを考えてファイナリストを決めると思うので、こちらに挙げました。ただ限りなく決勝には近いと思います。

モグライダー
ツッコミの芝さんがアンタッチャブル柴田さんと似た感じで面白く(名前も似てますわ)、ボケもボケらしさ全開で、ずっと決勝に行くのでは、と思っているコンビ。毎回準々決勝止まりなんですけどそろそろ準決勝辺りには通過させてもらえませんかね。

Dr.ハインリッヒ
正直決勝に行くとは思っていません。決勝ウケもしないでしょうし。ただ、今年ラストイヤーであり、本当に面白いので、せめて準決勝まで行って、敗者復活戦で全国にDr.ハインリッヒの漫才が映っている所が見たいです。このまま埋もれていいコンビじゃないんです。

ランジャタイ
好き。

他にも決勝の可能性を秘めた芸人は沢山居ますが、自分からは以上です。

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